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五輪開催返上より新国立コスト負担選ぶ

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 ゲームは楽しい。だから、お金を出してでもやりたいと思う人がいる。ゲームなんかくだらない。お金を出すなんて考えられない、という人もいる。 スポーツは、本来、ゲームである。 欧米では、新しいスタジアムを
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“メッシ頼みのバルサ”優勝したらどうなる?

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 チェルシーのモウリーニョ監督は言った。「メッシさえいれば、誰が監督をしていてもCLの決勝にいくことはできる」 ベッケンバウアーは「メッシがいなければバルサ普通のチームだ」とまで言い切った。 リーガ、
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浦和、鹿島 アジアでの惨敗は深刻な問題

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 負ける者がいるから、勝つ者がいる。ましてサッカーは、内容にそぐわない理不尽な結果が多々起こりうる競技でもある。勝ったからすべてを許し、負けたからすべてを否定するという考え方を、わたしはどうしても好き
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クラブの格だけで評価するのは時代遅れ

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 スペイン語の発音通りに表記するならばメヒコ・オチェンタイセイス。日本語に直せばメキシコ86。ちょっと信じられない気もするが、わたしにとって初めての外国でありW杯だった86年のメキシコ大会から、かれこ
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テクニシャン減少で露見した“球際に弱い”日本

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 ずいぶんと昔、ドーハで韓国人記者に言われたことを思い出した。「日本の選手はまるでカニだな。横に進むばかりだ」 まだJリーグが生まれたばかりで、韓国人のJリーガーは広島に1人いるだけ、という時代だった
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ストライカー増加に反比例気味の「背番号10」

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 漁業の世界では、前の年まで豊漁の続いた魚種が、突如として不漁になることがあるという。 サッカーの世界でも似たようなことがある。たとえばブラジル。82年大会のチームは「史上最も魅力的」とも言われるが、
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見直すべきはJの存在意義

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 わたしには以前から苦々しく思っていることがあて、それは、W杯が近づいてくると、Jリーグを取り上げる大メディアの報道がことごとく「この選手は代表に選ばれるか否か」という視点で塗りつぶされてしまうことだ
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監督の「魔術」が最大の武器になるのは大問題

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 まだ試運転期間だということはわかっている。この段階でのサッカーが、必ずしもその監督のすべてを表すわけではないこともわかっている。 それでも、何か釈然としない。 ウズベキスタン戦の快勝を受けて、翌日の
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“J2の名将”石崎監督、殻を破れるか

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 先週末のJリーグでは、J2から昇格してきた松本と山形が初勝利を挙げ、これで昇格組は3節までにすべて白星を手にしたことになった。 昨年、3冠を達成したのはJ2から昇格してきたばかりのG大阪だったが、ま
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ハリルホジッチ監督、一発勝利より理想路線を

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 やっと、自分の中でしっくりするたとえ話が見つかった。 W杯は、ゴルフにたとえればいいのだ。 具体的な名前を出してしまって恐縮だが、タイガー・ウッズと石川遼が賞金王を争ったとしよう。もちろん石川遼にも
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