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“不毛の地”が世界驚かせる日は遠くない

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 専門誌で高校サッカーを担当していたころ、選手のニックネームを考えるのに夢中になっていた時期がある。 一番有名になったのは、四日市中央工の左利きのエースにつけたものだったが、実は、彼のためにもう一つ考
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疑惑より結果で監督去就語りたい

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 天皇杯決勝のない元日である。あらためて、この試合が果たしてきた風物詩的存在としての役割の大きさを痛感なさっている方も多いのではないか。ともあれ、新年明けましておめでとうございます。 さて、ひとまず日
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“任期途中の交代劇”経験できる良い機会

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 今回ばかりは日本サッカー協会に同情していた。アギーレ監督の問題について、である。 アギーレ監督が八百長に関わっていたのか。真相がイエスだというのならば、なるほど解雇するしかあるまい。ただ、雇った側の
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2シーズン制導入後もJの挑戦期待

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 不思議な感じがする。天皇杯のない年末年始。国立競技場では迎えられない新しい年。高校サッカーからJの強豪に入ったような選手にとっては、大人になってから初めて体験する静かな年末年始かもしれない。せっかく
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国内企業の“参入障壁”となっているJの哲学

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 来年以降、Jリーグが実質的な外国資本の企業参入を認める方針だという。手本としているのは、外資の導入をきっかけに爆発的な飛躍を見せたイングランド・プレミアリーグである。「これで日本にもメガ・クラブの誕
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Jの“ドーハの悲劇”となった鳥栖VS浦和

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 もし本当に「サッカーの神」なるものが存在するとしたら、彼(彼女?)は大ベテランの審判なみのバランス主義者である。 93年のドーハで、日本人は足元の地面が突然消滅するほどの衝撃を味わった。4年後にはジ
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日本にナショナル・ダービーが生まれた日

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 明後日にはもう次の試合があるというのに、まだ先週土曜日の試合が忘れられずにいる。それぐらい凄かった、レッズ対ガンバの首位決戦だった。 誕生から20年以上が経過したJリーグだが、そろそろ生まれていても
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日本は国内の親善試合に慣れすぎた

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 日本代表にとっての14年が終わった。“あがり2試合”を勝利で飾ったことで、ざわつき始めていたアギーレ監督の周囲も、ひとまずは静けさを取り戻すことだろう。 ただ、振り返ってみると、ブラジル戦の直前に行
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レッズVSガンバ 久々に胸躍る首位決戦

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 いまとなってはいささか信じられない気もするが、8カ月前の開幕時、大阪の、いや日本の注目を一身に集めていたのはセレッソだった。柿谷を始めとする若手の成長に加え、フォルランという世界のビッグネームを獲得
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野球場ほどの進化ない日本のサッカー場

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 ドイツのスタジアムは日々進化と変化を続けている。トイレの数が増えたスタジアムがあれば、場内での支払いがすべてプリペイドカードになったところもある。それに比べて、なぜ日本のスタジアムは劣化を重ねていく
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