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Jにも欲しい野村克也的監督

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 磐田の前田にシーズン最初の得点を決められたチームはJ2に降格するという“デスゴール伝説”が話題になっている。 歴史や伝統のないところに、伝説やジンクスは生まれない。報道を見る限り、前田本人も磐田の森
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ACLの勝敗分ける「外国人の質」

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 今年の元日、国立競技場のゴール裏を埋めつくした柏のサポーターはまず「KASHIWA」という巨大な人文字を造り上げ、次にそこから3文字を消した。残ったのはAとSとIとA。天皇杯決勝を前に、彼らは勝者に
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CSKAで挑戦者としてプレーする本田

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 先日、ラジオの番組にゲストとして呼ばれた時の話である。リスナーの方から質問をいただいた。「本田選手はどうしてCSKAモスクワから移籍しないんですか?」 なるほど、言われてみればもっともな疑問である。
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五輪の役割を無視したIOCの暴挙

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 レスリングが五輪から除外されるというニュースには驚かされた。なにしろ、第1回大会から行われてきた伝統の競技が大会から消えるのである。不利を予想された競技のロビー活動が効いたという声もあるが、投票をし
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しぶとさ、したたかさ得た日本

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 試合数の増加による過密日程が問題となる現代サッカーにおいて、3カ月の空白というのは考えうる最長のブランクと言っていい。 代表とは比較にならないほど緊密な関係を築いているクラブチームでさえ、1カ月のオ
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体罰の根っこにある「理不尽に対する耐性」

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 いまはどうだかわからない。だが、10数年前、その大学のサッカー部ではグラウンドを整備するのは1年生の仕事だった。米国からの帰国子女として入学した青年には、それが理解できなかった。なぜそんなことをしな
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歴史的事件“クライフとドイツの融合”

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 日本円にして1杯60円ぐらいの安いグラスワインを飲みながら、2人でため息をついたことを思い出す。96年4月のことである。「これでもしクビになっちゃったら、俺たちなんのためにバルセロナまで来たんだろう
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楽しむためのスポーツに「罰」はいらない

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 いまや平成に入って四半世紀が経(た)とうかという時代である。学校での体罰を全面的に支持する人は相当な少数派になりつつあるに違いない。大阪の市立高校バスケ部で体罰による自殺者が出たあと、世論が「体罰け
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「離」の道を歩む名将グアルディオラ

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 バルセロナを退団し、ニューヨークで家族とともに休養中だったグアルディオラが、監督業に復帰する意思を明らかにしたという。 今後の具体的な行き先については、マンチェスターの2チーム、チェルシー、ブラジル
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日本サッカーにとって重要な2013年

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 昨年最後のコラムで「女子に比べて男子は」と書いたのだが、新年早々、また同じことを書くハメになってしまった。 あまりにも情けない天皇杯の決勝戦、いや、ガンバの戦いぶりだった。先制されてからの極端な意気
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