ページのトップへ

二宮清純「唯我独論」

第1152回 バリアフリー謳うパラ競泳に多様性の欠如

 パリパラリンピックの競泳で2大会連続の金メダルを目指す木村敬一は、ダビデ像のような壮麗な肉体美を誇る。1日5回の食事とハードな筋トレで、彫像のような肉体をつくり上げた。 腕はポパイと腕相撲をしても負
続きを読む
二宮清純「唯我独論」

第1134回 スポーツの高潔性揺るがす馳知事の“自白テロ”

 これほどのオウンゴールは、実際のサッカーの試合でも、なかなかお目にかかれない。事の重大さに気付き、後になってあのゴールはなかったことにしてくれ、というのは、ちょっと虫がよすぎるのではないか。 馳浩石
続きを読む
二宮清純「スポーツのツボ」

第259回 どうなる札幌五輪 30年大会招致断念

 雪をあまり知らずに育った少年にとって、札幌は憧れのまちだった。テレビをつけると、ビール会社のアップテンポのCMソングが耳に飛び込んできた。 〽ミュンヘン・サッポロ・ミルウォーキー~ビールの世界三大産
続きを読む
二宮清純「唯我独論」

第1128回 バッハ氏 会長続投はIOC腐敗への道

 間違いは誰にでもある。しかし、よりによってそこを間違えるとは…。 IOCのトーマス・バッハ会長が、橋本聖子東京大会組織委員会会長(当時)との会談の際、「最も大事なのはジャパニーズピープル」と言うべき
続きを読む
二宮清純「唯我独論」

第1127回 札幌五輪招致継続なら市民に利点と欠点の説明を

 冬季五輪・パラリンピック招致活動を続けている札幌市は、2026年大会に続き、30年大会も断念に追い込まれた。今後は34年以降の大会を目指す方針のようだが、待っているのは茨の道だ。 2大会続けて招致断
続きを読む
二宮清純「スポーツのツボ」

第248回 暗雲立ち込める札幌五輪の行方

 進むも地獄、退くも地獄といったとは、こういうことか。 札幌市が招致を目指す2030年冬季五輪・パラリンピックに暗雲が立ち込めている。<東京五輪・パラリンピックを巡る汚職、談合事件の影響で日本の機運が
続きを読む
二宮清純「スポーツのツボ」

第214回 北京五輪の深謀 デジタル人民元

 近代五輪は1896年の第1回アテネ大会以来、基本的にうるう年に開催されてきたが、新型コロナウイルスの感染拡大により2020年に予定されていた東京夏季五輪は、1年後の21年に開催された。 冬季五輪も9
続きを読む
白戸太朗「スポーツ“TRY”アングル」

第236回「世界と向き合う時」

 様々な意見が飛び交い、多くの議論を呼ぶ中で開催された東京オリンピックが無事に閉幕した。 この状況下で開催したことがどのような影響を及ぼすのか。いろいろな意見はあると思うが、最終的には後々に分かるので
続きを読む
二宮清純「唯我独論」

後代に問う東京大会の“レガシー” ~二宮清純特別寄稿~

 日本サッカー協会の故・岡野俊一郎元会長は1968年メキシコ五輪の銅メダリストである。そう書くと「エッ、岡野さんはコーチじゃなかったっけ!?」と驚く方もおられよう。そのとおりなのだが、メキシコ大会を日
続きを読む