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上田哲之「優勝への皮算用」

 誰もが、ホッと胸をなでおろしたのではないだろうか。3日、WBC1次ラウンド中国戦での前田健太の投球である。  まずは、本領であるコントロールが良かった。コーナーにビシッと決まっていた。とくにストレー
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二宮清純「ルイスはクロマティ級!?」

 広島の新外国人フレッド・ルイスの評判がいい。オープン戦や紅白戦でもコンスタントにヒットを放っている。 メジャーリーグのキャリアハイは2008年のシーズン。ジャイアンツの外野手として133試合に出場し
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上田哲之「侍ジャパン戦、2つの希望」

 2月17日の日本代表(侍ジャパン)vs.広島カープ戦を見るかぎり、どうやら少なくとも日本代表よりはカープのほうが強いようだ(笑)。なにしろ、7-0の圧勝である。 とまあ、冗談のひとつも言いたくなるほ
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二宮清純「攝津の繊細力」

 昨季、17勝(5敗)をあげ、沢村賞、最多勝、最高勝率の3冠に輝いた福岡ソフトバンクのエース攝津正のピッチングを見ていると、つくづく感じる。意識して高めに「はずす」ことはあっても、ボールが高めに「浮く
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上田哲之「2人のコーチへの期待」

 去年のキャンプでは、もちろん堂林翔太に注目が集まったわけだけれども、その陰で、実は菊池涼介の奮闘も印象に残った。菊地が夏場に、ポジションを奪える手前までいったのはご記憶の通りである。 今年は、そうい
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二宮清純「ルーキーのプロ意識」

 巨人の大森剛育成部ディレクターは1990年、慶大からドラフト1位で入団した。この年は当たり年で、1位組には野茂英雄、佐々木主浩、佐々岡真司、潮崎哲也、小宮山悟、西村龍次、与田剛、葛西稔、酒井光次郎ら
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上田哲之「外木場をもう一度」

 史上初の快挙だそうだ。2年連続して同一球団から2人の野球殿堂入り。昨年は、北別府学氏と故・津田恒実氏、そして、今年は、大野豊氏と外木場義郎氏に決まった。もちろん、いずれも元カープの投手である。 たし
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二宮清純「大野豊、殿堂入りの裏話」

 競技者表彰として大野豊、エキスパート表彰として外木場義郎。ふたりのカープOBが野球殿堂入りを果たした。 大野の場合、ドラフト外入団からの殿堂入りだけに価値がある。21歳でプロ入りするまでは地元の金融
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上田哲之「セ・リーグ大予想」

 横浜DeNAには今季、中日を自由契約になったホルヘ・ソーサ、マキシモ・ネルソン、トニ・ブランコの3選手が入団した。多村仁志も福岡ソフトバンクから復帰したし、にぎやかなことである。 阪神には西岡剛(前
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二宮清純「マエケンの問題提起」

 マエケンこと前田健太が球団提示の2億1千万円を保留した。本人が要求する2億3千万とは2千万円の開きがあった。 気になったのは金額の開きではない。査定の中身に対する考え方の違いだ。球団は「一昨年は9回
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