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二宮清純「プロ野球の時間」

第530回 “野村信者”が授かった「無形の形」 東京ヤクルト・小川淳司監督

 いささか旧聞に属する話だが、12年ぶりの日本一を目指す東京ヤクルト・小川淳司監督は、キャンプ中、元監督の野村克也にミーティングの講師を依頼した。昨秋に続いて2回目の講義だった。 果たして、どんな内容
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この人と飲みたい

岩本勉(野球解説者)<前編>「大谷は3割20本塁打、30セーブを目指せ」

二宮: 日本のプロ野球もいよいよ開幕しました。今回は「まいど!」のフレーズでおなじみの岩本勉さんと野球談義に花を咲かせたいと思っています。岩本: まいど! 野球もお酒も大好きです。実は雲海酒造さんには
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二宮清純「混戦から抜け出せ!」

 最初から強いとは思っていたが、その強さは、こちらが想定した以上だ。10日現在、巨人は1分けをはさんで開幕7連勝するなど7勝1敗2分け。早くも2位・東京ヤクルトに2.5ゲーム差をつけている。 ちなみに
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野球

西武・牧田、世界が驚くサブマリン

 WBCで一躍、知名度をあげたピッチャーといえば、彼の名前があがるのではないか。埼玉西武の牧田和久だ。侍ジャパンの抑えとして、3試合に登板して無失点。アンダーハンドから繰り出すボールで外国の強打者を完
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上田哲之「開幕連敗と違和感」

 たとえば、4月2日の東京ヤクルト戦。ヤクルトが初回に1点を先制して1-0で迎えた3回裏のカープの攻撃である。 先頭の菊池涼介は凡退したが、続く丸佳浩がショート内野安打で一塁に生きる。相手投手は左腕・
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二宮清純「プロ野球の時間」

第529回 WBC大健闘・台湾に「あっぱれ!」

 2次ラウンドで姿を消したものの、第3回WBCでの台湾の活躍ぶりは、あっぱれだった。3月8日の日本戦ではサムライたちをあと一歩のところまで追い詰めた。 WBCは球数制限があり、2次ラウンドでは80球ま
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国民栄誉賞に厳格な規定は必要か? 〜二宮清純特別寄稿〜

 長嶋茂雄さんと松井秀喜さん。団体での国民栄誉賞授与は「なでしこジャパン」の一例があるが、2人同時授与というのは、史上初めてである。ここに、安倍政権のメッセージが込められているような気がしてならない。
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長嶋茂雄、松井秀喜に国民栄誉賞

 1日、政府は長嶋茂雄氏と松井秀喜氏に国民栄誉賞を贈る方針を固めた。長嶋氏は王貞治氏とともに「ON時代」を築き上げ、巨人の9連覇に大きく貢献。引退セレモニーでの「巨人軍は永遠に不滅です」は今も語り草だ
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