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二宮清純「プロ野球の時間」

第427回 意義深い高津の独立リーグ挑戦

 通算セーブのプロ野球記録を持つ元東京ヤクルトの高津臣吾が独立リーグ・BCリーグの新潟アルビレックスに入団することが決まった。 高津はNPBで286セーブ、メジャーリーグで27セーブ、韓国で8セーブ、
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野球

埼玉西武・中村剛也「理想は滞空時間の長いホームラン」

 今季、パ・リーグのホームラン王争いの本命といえば、この男になるだろう。埼玉西武の4番・中村剛也だ。昨季は故障もあって3年連続のタイトルこそ逃したものの、85試合の出場で25本塁打をマークした。“飛ば
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野球

プロ野球、開幕一軍への戦いがスタート

 2月1日から春季キャンプがスタートしたプロ野球では、18日からオープン戦がスタートする。今季は斎藤佑樹(北海道日本ハム)、大石達也(埼玉西武)、澤村拓一(巨人)をはじめ、注目のルーキー投手がズラリと
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二宮清純「プロ野球の時間」

第426回 8年の時を経て今度こそ「原巨人」の要に 巨人・川相昌弘2軍監督

 バントの名人・川相昌弘が8年ぶりに巨人に戻ってきた。2軍監督としての復帰である。 実は川相、昨シーズンも中日で2軍監督を務めていた。昨年9月、球団から呼び出され、「来季は契約を結ばない」と告げられた
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二宮清純「プロ野球の時間」

第425回 “オレ流”落合の「教わるよりも盗め」

 2年続けて1票差で落選した中日監督の落合博満がついに野球殿堂入りを果たした。プレーヤーとして三冠王3度は史上最多だけに当然と言えば当然の勲章である。 落合と言えば“オレ流”が代名詞である。グリップエ
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野球

45歳・山本昌、永遠の野球少年(後編)

 ヒジを上げろ――。 ピッチングの基本中の基本だ。先述したように新フォームの要の部分でもある。山本に、最初にそのことの大切さを教えたのは中学時代の指導者・角田明だ。(写真:「角田先生のおかげで、ここま
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野村克也「ダルビッシュに攻略法あり!」

 ルーキーが注目を集める今季のプロ野球だが、もちろん昨季まで主役を張ってきた選手たちも、その座を譲るつもりはないだろう。ダルビッシュ有や岩隈久志、中島裕之といったスターたちは今オフのメジャーリーグ挑戦
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優勝への弧

 この緩やかに弧を描くような軌道は、どこかで見た覚えがある――。 瞬間的にそんな記憶の断片をたぐりながら、長友佑都(インテル)のセンタリングを眺めやったような気がする。 長嶋茂雄さんだったら、「センタ
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野球

45歳・山本昌、永遠の野球少年(前編)

 NPB最年長選手となった左腕は28年目のシーズンを沖縄・読谷村でスタートした。この8月で46歳になる中日・山本昌だ。今季、白星をあげれば工藤公康(前埼玉西武)を抜き、24年連続勝利のプロ野球記録を樹
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野球

メジャー移籍断念の真相 〜岩隈久志インタビュー〜

 東北楽天のエース岩隈久志は昨年オフ、ポスティングシステムによるメジャーリーグ挑戦を希望していた。ところが落札したオークランド・アスレチックスとの交渉がまとまらず、今季は楽天に残ってプレーする。なぜ岩
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