破壊する足 上田 哲之 2010年5月7日 破壊する足2015-10-05T13:32:11+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 今季、開幕からスタートダッシュを決めたのは、セ・リーグは、やっぱり読売巨人軍、そして、パ・リーグは意外にも千葉ロッテだった。セ・パともまだまだ首位戦線は混沌としているが、この2チームが今季の主役であ 続きを読む
究極の投打を見た 上田 哲之 2010年4月2日 究極の投打を見た2015-10-05T13:32:11+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 ダルビッシュ有(北海道日本ハム)も岩隈久志(東北楽天)も勝てなかった今季のパ・リーグ開幕戦。その翌日の第2戦では、一転して彼らのような剛球とはまた一味違う投手戦が展開された。 3月21日の福岡ソフト 続きを読む
「走る野球」だけでいいですか 上田 哲之 2010年3月5日 「走る野球」だけでいいですか2015-10-05T13:32:11+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 西村徳文新監督を迎えた千葉ロッテは、今年は走るのだそうだ。 例えば2月23日の対ヤクルト練習試合。初回1死2塁、打者4番・金泰均の場面。2塁走者・早坂圭介がなんと3盗を敢行。まんまと成功して、1死3 続きを読む
保守とは何か――菊池雄星と投球理論 上田 哲之 2010年2月5日 保守とは何か――菊池雄星と投球理論2015-10-05T13:32:11+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 菊池雄星(埼玉西武)の登録名が「雄星」に決まった。うーん。少しでも野球に興味のある日本人なら、花巻東高から西武に入団したあの菊池は「雄星」という印象的な名前の持ち主であることは知っているはずだ。あえ 続きを読む
松井秀喜は成功したか 上田 哲之 2010年1月8日 松井秀喜は成功したか2015-10-05T13:32:11+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 メジャーリーグに移籍した日本人選手の多くは、アメリカ社会に“消費”されている――これまで意識的にそう書いてきた。 その一例として、昨年までの松坂大輔(レッドソックス)を挙げることができる。ご承知のよ 続きを読む
ブラウンの悲劇 上田 哲之 2009年12月4日 ブラウンの悲劇2015-10-05T13:32:11+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 東北楽天イーグルスのマーティ・ブラウン新監督は優秀である――と私は思う。同時にもうひとつ言えることがある。彼はあまりツイていない。 日本人女性と結婚したせいかどうかは知らないが、広島カープの監督を退 続きを読む
ダルビッシュと菊池雄星 上田 哲之 2009年11月6日 ダルビッシュと菊池雄星2015-10-05T13:32:12+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 ただ見入るのみ――そんな87球だった。 日本シリーズ第2戦、北海道日本ハム先発ダルビッシュ有の投球である。 左腰、左臀部痛を伝えられ、この日はなんと42日ぶりという強行登板。5〜6分の力なんてもので 続きを読む
巨人とアメリカ 上田 哲之 2009年10月2日 巨人とアメリカ2015-10-05T13:32:12+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 花巻東の菊池雄星投手は、メジャー志向が強いそうだ。最終的に彼がどのような結論を出すのかは、もちろん今の時点ではわからない。ただ、メジャーリーグに対して、志向というか、憧れをもっていることは確かだろう 続きを読む
甲子園の贈りもの 上田 哲之 2009年9月4日 甲子園の贈りもの2015-10-05T13:32:12+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 甲子園(全国高校野球選手権大会)は、日本野球の父であり母である。日本野球の基盤である。改めて、そう思う今年の夏であった。 もうだいぶ古い話になったが、今春、日本はWBCで連覇を飾った。この優勝が日本 続きを読む
日本ハムと広島の違いは何か――打撃の潜勢力について 上田 哲之 2009年8月7日 日本ハムと広島の違いは何か――打撃の潜勢力について2015-10-05T13:32:12+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 過日、広島に帰省する機会があった。そのとき乗り合わせたタクシー運転手A氏の独白に触発されるところが多かったので、以下に紹介することにする。――お客さん、里帰りですか。東京から。いいですねぇ。 ところ 続きを読む