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田崎健太「国境なきフットボール」

第190回 半年で終わった2度目のスペイン ~安永聡太郎Vol.11~

 このシリーズの1回目に書いた、安永聡太郎にとって2度目のスペイン移籍――ガリシア州フェロールでの生活は半年で終わることになった。 安永はこの街のクラブ、ラシン・デ・フェロールで、フォワードの一角とし
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金子達仁「春夏シュート」

主力流出に憤ったバルサ 温かく送り出したレッズ

  先月、ブラジルで行われたストリート・サッカーの世界大会「ネイマール・ジュニア5」には、豪華な、というか極めて特別な優勝特典が用意されていた。カンプ・ノウVIP席での試合観戦と、バルセロナにあるネイ
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二宮寿朗「日本代表特捜レポート」

ハリルジャパン勝負の2連戦へ「夏男」を見つけ出せ!

 悪いニュースが飛び込んできた。 ケルンに所属するFW大迫勇也が7月31日、親善試合のボローニャ戦で右足首を負傷した。翌日に精密検査を受け、ケルンは右足首じん帯損傷で数週間の離脱を強いられることを発表
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金子達仁「春夏シュート」

“素晴らしきガラパゴス”メキシコで本田は何を感じるのか

 ガラパゴス、という最近ではすっかりネガティブな使われ方をするようになってしまったが、そもそも、グローバル・スタンダードとやらからかけ離れていることが、それほどいけないことなのか、と思う。 以前にも少
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金子達仁「春夏シュート」

「それなり」の親善試合が満員……複雑

 サッカーの見方は千差万別だな、とあらためて思う。あの、親善試合とは思えぬ熱気に満ちた撃ち合いを「酷い負け方」と感じる人がいるのだから。おそらく対戦相手も、「こいつら、だいぶ手強いな」と驚いたのではな
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金子達仁「春夏シュート」

日本の方向性決定 鍵握るのは「教育」

 大学3年生の時、メキシコで現地のユースチームと試合をしたことがある。W杯観戦ツアーに参加したメンバーの中に、関東大学リーグでプレーしている選手が複数いたため、「じゃあ腕試しをしてみようか」ということ
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田崎健太「国境なきフットボール」

第117回 水に合ったスペイン式サッカー指導 ~安永聡太郎Vol.8~

 1998年1月、クリスマス休暇が明けて、スペインリーグ2部が再開した。 98年6月、安永聡太郞は1年間のスペインリーグ2部、ウニオ・エスポルティーバ・リェイダ・S・A・D(以下、リェイダ)でのレンタ
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金子達仁「春夏シュート」

柴崎の新天地候補に「特別なベティス」

 2日前は3チームだった来季の候補が、1日たったら6つに増えていた。ひょっとすると、まだまだ増えるかもしれない。当然だ。あれほどの才能を、移籍金なしで獲得できる機会など、拝金主義のまかり通る現在のサッ
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二宮清純「スポーツのツボ」

第108回 見る者の心を躍らせる何かがある(乾貴士)

 辛口で知られるサッカー評論家のセルジオ越後は、一方でプレーヤーに寄り添った指摘も忘れない。 過日、会った際、こんなことを言っていた。「代表のサッカーは余裕が感じられないよね。僕は彼らの練習をよく見る
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金子達仁「春夏シュート」

スペインの厳しい環境が柴崎の顔を変えた

 気のせいだろうか。スペイン2部のテネリフェでプレーしている柴崎が、急速に変わってきているように見える。 プレースタイルが、ではない。というより、プレーに関してはようやく本来の姿を取り戻しつつあるとい
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