サッカーが、殺されようとしている 金子達仁 2015年11月21日 サッカーが、殺されようとしている2016-05-03T02:02:19+00:00 金子達仁「春夏シュート」 正直なところ、カンボジア戦のお寒い試合内容のことなどどうでもよくなってしまうほど、衝撃を受けている。 サッカーだけは大丈夫だと思っていたのに――。 五輪はテロに見舞われたことがある。けれども、言語や 続きを読む
強烈リーダーシップ清武が変わった 金子達仁 2015年11月14日 強烈リーダーシップ清武が変わった2016-05-03T02:03:35+00:00 金子達仁「春夏シュート」 武藤がハットトリックを演じたかと思えば、宿敵とのダービーで香川が先制ヘッドをたたき込むなど、ブンデスリーガでは今季も日本人選手の好調が続いている。 そんな中、わたしが瞠目させられている選手がいる。ハ 続きを読む
モウリーニョ監督に見る「人心掌握」の難しさ 金子達仁 2015年11月7日 モウリーニョ監督に見る「人心掌握」の難しさ2016-05-03T02:04:40+00:00 金子達仁「春夏シュート」 マンチェスターUで指揮を執っていたアレックス・ファーガソンが、テレビのインタビューで「監督にとって重要な資質は何か」と聞かれ「人心掌握の能力だ」と答えているのを見たことがある。実に四半世紀以上も世界 続きを読む
ラグビーの感動 サッカー界が忘れかけた視点 金子達仁 2015年10月31日 ラグビーの感動 サッカー界が忘れかけた視点2018-10-26T15:44:58+00:00 金子達仁「春夏シュート」 なでしこがW杯で優勝した4年前、ひとしきり続いたお祭り騒ぎの外側では、危機感を募らせている人たちがいた。 これから先、有望な人材は一気にサッカーへ流れてしまうかも――他の競技の関係者たちだった。 不 続きを読む
もう敗因にならない肉体的ハンデ 金子達仁 2015年10月24日 もう敗因にならない肉体的ハンデ2016-05-03T02:06:59+00:00 金子達仁「春夏シュート」 ちょうど20年前の今頃だった。覚え始めたばかりのスペイン語で、おっかなびっくりインタビューをしたことがある。相手は、次代のスターと目されていた18歳だった。「僕らの世代は、いままでの世代とは違う」 続きを読む
協会お膳立ての「真剣勝負」を選手が無駄にした 金子達仁 2015年10月16日 協会お膳立ての「真剣勝負」を選手が無駄にした2016-05-03T02:07:55+00:00 金子達仁「春夏シュート」 今回ばかりは日本サッカー協会に同情する。 W杯ブラジル大会後、選手の中から「過酷な状況での真剣勝負が足りない」という声があがった。そうした意見に耳を傾けたがゆえに、昨年シンガポールでのブラジル戦や今 続きを読む
実現望む「専用競技場でライセンス交付」 金子達仁 2015年10月2日 実現望む「専用競技場でライセンス交付」2016-05-03T02:10:06+00:00 金子達仁「春夏シュート」 「何をいまさら」と言われてしまいそうな気もするが、この夏、高校野球の都大会を取材して気づいたことがある。「高校球児は、全員が野球場で試合できるんだ……」高校時代、わたしはサッカー部だった。だが、サッカ 続きを読む
ドラマは専用競技場で生まれる 金子達仁 2015年9月25日 ドラマは専用競技場で生まれる2015-10-08T18:50:05+00:00 金子達仁「春夏シュート」 No Comment 何でも食べ、何でも呑むトルシエが「それは食べない」と言ったものがある。 仙台牛である。 「仙台と聞いただけで、悔しさが蘇ってくるからね」 苦笑しつつ、彼は真剣だった。「もしあの試合が仙台でなかったら 続きを読む
“持たざる者”に厳しい欧州の移籍市場 金子達仁 2015年9月18日 “持たざる者”に厳しい欧州の移籍市場2015-10-08T18:50:05+00:00 金子達仁「春夏シュート」 No Comment わたしが中学生だったころ、W杯は16カ国で行われていた。欧州のクラブナンバーワンを決める大会は、最初から最後までトーナメント形式で行われていた。欧州の国々はそれぞれが独自の通貨を持ち、国境では厳密な 続きを読む
予選の厳しさの差が日米“存在感の差”に 金子達仁 2015年9月11日 予選の厳しさの差が日米“存在感の差”に2015-10-08T18:50:06+00:00 金子達仁「春夏シュート」 No Comment 若い頃の苦労は買ってでもしろ、と言う。可愛い子には旅をさせろ、とも言う。まったくもってごもっとも。これ以上の金言はないな、と思う。人生についてはともかく、サッカーについて、であるならば。 20世紀後 続きを読む