錦織圭の偉業は日本の手柄ではない 金子達仁 2014年9月12日 錦織圭の偉業は日本の手柄ではない2015-10-05T13:25:13+00:00 金子達仁「春夏シュート」 悔しすぎて、言葉がない。「人生で最悪の経験、それはW杯の決勝で負けることだ」と言ったクライフの言葉を思い出した。もともとさしたる関心もなく、再び関心を失っていく人たちは「残念」で済むのだろうが、敗れ 続きを読む
断言しよう 今季、香川は爆発する 金子達仁 2014年9月5日 断言しよう 今季、香川は爆発する2015-10-05T13:25:13+00:00 金子達仁「春夏シュート」 元阪神タイガースの八木裕さん、亀山つとむさんが絶句したのを覚えている。「こら、すごいわ」 お二人を驚嘆させたのは、ドルトムントの本拠地、ベストファーレンのゴール裏だった。そこだけで2万7000人を収 続きを読む
変化を“拒む”欧州で変化し続けるサッカー 金子達仁 2014年8月29日 変化を“拒む”欧州で変化し続けるサッカー2015-10-05T13:25:13+00:00 金子達仁「春夏シュート」 ミラノ在住の知人に言われたことがある。「この国では、家庭の食卓に出される食事が、数百年前とほとんど変わってないんですよ」 確かに、イタリア人が最も愛する食事は“マンマのパスタ”だというのはよく聞く話 続きを読む
活発な移籍で向上したGKのレベルと地位 金子達仁 2014年8月22日 活発な移籍で向上したGKのレベルと地位2015-10-05T13:25:13+00:00 金子達仁「春夏シュート」 ブラジルのW杯で、あらためてGKというポジションの重要性に注目が集まるようになったのは、このポジションの経験者として喜ばしい限りである。おそらくは全世界で、優れたGKを育成するためのプログラムやアイ 続きを読む
愉しみな鉄の意志を持つ指揮官 金子達仁 2014年8月15日 愉しみな鉄の意志を持つ指揮官2015-10-05T13:25:13+00:00 金子達仁「春夏シュート」 相当に稀なタイプの監督であることは間違いない。「わたしは攻撃的な戦術は得意ではない」 日本にやってくる前、アギーレ監督はメキシコのメディアにそう答えていたという。驚いた。 というのも、世界のトップク 続きを読む
米国に学べ スタジアムの快適性と先進性 金子達仁 2014年8月8日 米国に学べ スタジアムの快適性と先進性2015-10-05T13:25:13+00:00 金子達仁「春夏シュート」 世界1位の経済大国における5番目のスポーツと、3位の国における2番目のスポーツ。観客動員で世界9位の国と12位の国。大差はないように見える。あるはずがないようにも思える。けれども、両者の間には途方も 続きを読む
Jから失われた「サッカーは興行」という哲学 金子達仁 2014年8月1日 Jから失われた「サッカーは興行」という哲学2015-10-05T13:25:13+00:00 金子達仁「春夏シュート」 メッシが出現する以前の「世界最高のスター」と言えば、多くの人が彼の名前をあげたはずである。 ロナウジーニョ。 母国ブラジルに戻ってプレーしていた彼がアトレチコ・ミネイロを退団するというニュースを聞い 続きを読む
ブラジルの苦い惨劇が良薬になるとは限らない 金子達仁 2014年7月25日 ブラジルの苦い惨劇が良薬になるとは限らない2015-10-05T13:25:13+00:00 金子達仁「春夏シュート」 良薬は、苦い。それはわかる。ならば、苦いものは、良薬なのだろうか。いまだかつて味わったことがないほど苦い薬は、空前絶後の効果が期待できる薬なのだろうか――。 初めてセルジオ越後さんにお目にかかった2 続きを読む
協会の見切り発進は現場に深刻な衝突生む 金子達仁 2014年7月18日 協会の見切り発進は現場に深刻な衝突生む2015-10-05T13:25:13+00:00 金子達仁「春夏シュート」 今年の春、フィリップ・トルシエはマレーシア代表監督にほぼ内定していた。 金銭的な条件に問題はまったくなかった。何しろ、昨年FC琉球から月15万円程度しかもらえていなかったマレーシア人選手を、年俸30 続きを読む
爆発的な歓喜も、絶望的な痛みも日本を強くする 金子達仁 2014年6月13日 爆発的な歓喜も、絶望的な痛みも日本を強くする2015-10-05T13:25:13+00:00 金子達仁「春夏シュート」 実を言えば、いままでで一番ドキドキしている。 初めて日本がW杯に出場した98年の時は、あの舞台にたどり着いただけで感無量になってしまっている自分がいた。なので、もちろん頑張ってほしかったし、勝っても 続きを読む