ページのトップへ

田崎健太「国境なきフットボール」

第221回 オシムに愛された男 ~要田勇一Vol.7~

 1999年3月、要田勇一が東京行きの準備をしていたとき、ヴィッセル神戸でチームメイトだった神野卓哉から連絡があった。 70年生まれの神野は修徳高校から、横浜マリノスの前身となる日産自動車サッカー部に
続きを読む
二宮清純「スポーツのツボ」

第179回 コロナに負けるな サッカー界の挑戦

 サッカーファミリーを救おう――。JFAはコロナ禍により資金難に陥った街クラブに、救いの手を伸ばし始めた。 5月の第2週に公表した財政支援事業計画によると、無利子、無担保を条件に、全体で「20億円規模
続きを読む
金子達仁「春夏シュート」

ビビりすぎず、過信せず、覚悟を

 何回か、旅行代理店の方や担当編集者に訊かれたことはある。「予防薬、どうしますか?」 わたしの答えはいつも同じだった。「いらんわ、そんなん」 初めて訪れたとき、飲まなかった。でも、かからなかった。よっ
続きを読む
FORZA SHIKOKU

久保飛翔(慶應義塾大学体育会ソッカー部/愛媛県松山市出身)最終回「プロの世界へ飛翔する」

 2年生の終盤にトップチームの先発の座を奪った久保飛翔は「3年生になったら、自分がチームを引っ張ってやろう」と胸に誓い、2年の年度末に行なわれた鹿児島遠征を迎える。しかし、ここで久保は扁桃炎を患い、3
続きを読む
二宮清純「唯我独論」

第950回 街クラブ“アシスト” 慎重さより速さを

 出口戦略の前に持続化戦略である。先週、JFAが公表した第一次の財政支援事業計画はコロナ禍により資金難に陥った街クラブにとって慈雨となるだろう。融資条件は無利子、無担保。法人格を有しないクラブも融資の
続きを読む
田崎健太「国境なきフットボール」

第220回 オシムに愛された男 ~要田勇一Vol.6~

 予兆は全くなかった、という――。 1997年10月、要田勇一にとってヴィッセル神戸に入って2年目となるシーズンが終了した。神戸はファーストステージ17チーム中14位、セカンドステージは最下位に沈んだ
続きを読む