ボストン・レッドソックスの松坂大輔は9日、敵地でのボルティモア・オリオールズ戦に先発登板した。松坂は初回にソロ本塁打を浴びると、3回は2つの押し出し四球を与えてしまう。さらに2死満塁で8番スコット・ムーアに満塁弾を打たれるなど、この回7失点。結局、2回3分の2、8失点といずれも今季最短、ワーストの内容で降板した。試合はレッドソックスが初回、2回で計4点を奪いながら、5−11と逆転負け。松坂は12敗目(14勝)を喫した。
▼井川、メジャー再昇格決定
 ムーア、今季1号が貴重な勝ち越しグランドスラム
ボストン・レッドソックス     5 = 220000001
ボルティモア・オリオールズ 11 = 10730000×
勝利投手 レスター(1勝1敗)
敗戦投手 松坂(14勝12敗)
本塁打   (レ)オルティス28号2ラン
       (オ)レドマン1号ソロ、ムーア1号満塁、マーカキス17号2ラン

<井川、メジャー再昇格へ>

 ニューヨーク・ヤンキースの井川慶のメジャー復帰が決定した。ヤンキースのジョー・トーリ監督が9日、明言した。
 井川の今季成績は12試合で2勝3敗、防御率6.79。5月にはマイナー落ちを経験し、6月下旬にメジャー復帰を果たしたが、6試合に先発して0勝2敗と結果を出すことができず、再び3Aでの調整を命じられていた。

 井川は3Aスクラントンでは7日のプレーオフ第2戦で先発登板し、5回2失点と好投をみせた。スクラントンはこの日、プレーオフ敗退が決定し、シーズンが終了。ヤンキースはロジャー・クレメンスが右ひじ痛で戦線を離脱し、また左腕は先発のアンディ・ペティットだけという状況のため、再び背番号29にチャンスが与えられることになった。

 ヤンキースはア・リーグ東地区のボストン・レッドソックスに5.5差の2位で逆転優勝は難しい状況だが、ワイルドカード争いでは中地区のデトロイト・タイガースに3ゲーム差をつけ、トップに立っている。ここまで思うような結果を残せなかった左腕が、最後の最後でチームに貢献できるか。井川の昇格後のピッチングに注目したい。
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