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二宮清純オピニオン

工藤公康vs.城島健司「13球の会話」 <後編>

 打者としての城島の才能を、工藤は誰よりも高く評価している。ネクスト・バッターズサークルでの素振りを一目見れば、どこが得意でどこが苦手かおおよそ察しがつくと公言してはばからない熟達のサウスポーが、こと
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第691回 FIFAには暴露合戦の“荒療治”必要か

罪なき者、石を持て打て――。姦通の罪で捕まり、石打ちの刑に処されそうな女性を前に、イエスが口にした言葉だ。あなた方は皆、清廉潔白なのか。誰が彼女を裁けよう。新約聖書の有名な一節である。イエスの慈悲深さ
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第690回 「スポーツ」と「パラスポーツ」区別しない未来を

 パラリンピックが下半身不随を意味するパラプレジア(paraplegia)とオリンピックの合成語であることは、今では広く知られている。 パラリンピックの起源はユダヤ系ドイツ人医師ルードヴィッヒ・グット
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二宮清純「スポーツのツボ」

第66回 狂おしき完全燃焼への挑戦(中山雅史)

アスリートは大きく二つのタイプに分けられる。一つは自らが思い描くパフォーマンスができなくなったと判断した時点で潔く身を引くタイプ。そして、もう一つがボロボロになりながらも、自らの限界に挑戦しようとする
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工藤公康vs.城島健司「13球の会話」 <前編>

 ぶっちぎりのV2だった。17日、福岡ソフトバンクがパ・リーグ過去最速での優勝を決めた。前任の秋山幸二から背番号と監督の座を引き継いだ工藤公康は、連覇を期待される重責の中、見事に任務を遂行してみせた。
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第689回 「誤審」を救った大杉勝男のユーモア

 コミッショナーが間違いを認め、正式に謝罪したことで「誤審」ではなく誤審になってしまった。 事が起きたのは12日の阪神―広島20回戦(甲子園)。2対2で迎えた12回表に広島・田中広輔が放った打球はセン
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二宮清純「プロ野球の時間」

第589回 夢の四冠王へ。山田哲人の挑戦

日本のプロ野球において、三冠王(打率、打点、本塁打)は過去に7人(王貞治とランディ・バースは2回、落合博満は3回)が達成しているが、盗塁王も含めた四冠王となると、ひとりもいない。過去に三冠を獲ったバッ
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第688回 撤回エンブレムになかった復興の思い

 オリンピック・パラリンピックの公式エンブレムは、その大会の精神を象徴するものでなければならない。まるで太陽のように力強い深紅の円の下に描かれた金色の五つの輪。日本のグラフィックデザイナーの草分けと言
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二宮清純「スポーツのツボ」

第65回 比類なき偉業を改めて思い出す(野村忠宏)

柔道ルーツ国の日本にあっても、3大会連続でオリンピックを制した選手は野村忠宏しかいない。言うまでもなくアトランタ、シドニー、アテネ男子60キロ級のチャンピオンである。その野村が先日、現役引退を表明した
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ジャパン再建人 エディー・ジョーンズ

 ラグビー日本代表(ジャパン)はW杯では1991年のイングランド大会で1勝をあげて以来、2勝目が遠い。4年後に日本開催が迫る中、18日にイングランド大会が開幕する。12年4月から指揮を執るエディー・ジ
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第687回 広島に初Vもたらした「奇妙な信頼関係」

 プロ野球の世界において、球団と衝突してシーズン中に辞任した監督が後任人事に口を挟むことは、まずありえない。ところが、この御仁は良かれと思う人物を球団に推薦し、実際、そのとおりになったのだ。何とも不思
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