3日、北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリストの石井慧(国士大)が、大阪市内で行われた後援会の祝賀会で、総合格闘技への転向を正式表明した。石井は先月31日に全日本柔道連盟に強化指定選手の辞退届けを提出し、プロ格闘家転向が確実されていた。
石井は2006年に全日本選手権を史上最年少の19歳4カ月で制した。昨秋に100キロ級から100キロ超級に階級を上げ、今年の同選手権で2度目の優勝を果たし、北京五輪の代表権を手にした。同五輪金メダル獲得後は、自由奔放な発言と進路問題が注目を集めた。
去就については、10月7日に行った会見で、「学業優先」を明言。しかし、同月末に事実上の引退届けである強化指定選手の辞退届けを提出し、受理されたことで総合格闘技への転身が決定的と見られていた。今後は来春とされるデビュー戦に備える。
日本柔道界で五輪金メダリストのプロ格闘家転向は、1992年バルセロナ五輪78キロ級王者吉田秀彦、00年シドニー五輪81キロ級王者の滝本誠(ともに吉田道場)に次いで3人目となる。