9日、J1の川崎フロンターレはアジアチャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグF組の第5戦(ホーム)でアレマ・マラン(インドネシア)を3−0で破り、4勝1分けの勝ち点13でJリーグ勢初の決勝トーナメント進出を決めた。
川崎は開始早々の前半4分、日本代表MF中村が左足で決めて先制。後半に入ってもゲームを支配し、25分に中村がこの日2点目のゴールを挙げると、34分にはMF原田がダメを押した。1点差であれば敗れても決勝T進出が決まる試合だったが、文句なしの内容でJクラブ初の快挙を成し遂げた。
ターニングポイントとなったのは4月11日の第3戦、アウェイの全南(韓国)戦だった。第1戦のアウェイのアレマ・マラン戦こそ3−1で快勝したが、第2戦のバンコク大学(タイ)戦ではホームで痛恨の引き分け。決して流れはよくなかったが、グループ最大のライバルと目された全南を敵地で3−1で破り、前半戦を首位で折り返した。
FW我那覇のドーピング違反というアクシデントがあったものの、4月25日のホームの全南戦では、FW鄭が2ゴールの活躍を見せ、3−1で勝利。層の厚さを見せて決勝Tに王手をかけると、今回のアレマ・マラン戦でも勢いは止まらなかった
昨季のJ1で最多の84ゴールを挙げた攻撃力をアジアの舞台でも存分に発揮した。4試合で13ゴールを叩き出し、大会が創設された02-03シーズン以来、Jクラブがはね返されてきた1次リーグの壁を打ち破った。
決勝トーナメントは9月にホーム&アウェイで行われ、各組1位の7クラブに昨季優勝の全北(韓国)を加えた8チームが頂点を争う。優勝チームは12月に日本で開催されるクラブW杯の出場権が与えられる。
<川崎、1次リーグの試合結果>
【第1節】
◇3月7日、マラン
アレマ・マラン(インドネシア) 1−3 川崎
【得点】
[ア] アイボイ(12分)
[川] マギヌン(1、73分)、中村憲剛(83分)
【第2節】
◇3月21日、等々力
川崎 1−1 バンコク大学(タイ)
【得点】
[川] オウンゴール(77分)
[バ] スリヤ(7分)
【第3節】
◇4月11日、光陽
全南(韓国) 1−3 川崎
【得点】
[全] カン・ミンス(89分)
[川] ジュニーニョ(29、70分)、マギヌン(57分)
【第4節】
◇4月25日、等々力
川崎 3−0 全南(韓国)
【得点】
[川崎] ジュニーニョ(26分)、鄭大世(81、87分)
【第5節】
◇5月9日、等々力
川崎 3−0 アレマ・マラン(インドネシア)
【得点】
[川崎] 中村憲剛(4、69分)、原田拓(79分)
<F組順位表> 勝 負 分 得 失
1 川崎 4 0 1 13 3
2 全南 2 2 1 6 8
3 アレマ・マラン 1 3 1 2 8
4 バンコク大学 0 2 3 4 4
※赤字は決勝トーナメント進出が決定したクラブ