パナソニック第5回世界大学野球選手権大会は7日、神宮球場で決勝と3位決定戦が行われ、日本代表は韓国代表と銅メダルをかけて対戦した。日本は初回、4番・伊藤隼太(慶大)の2ランで先行すると、2回にも1点を追加。4回には一挙6点をあげて試合を決めた。投げては先発の藤岡貴裕(東洋大)が相手を5回1安打に封じ、10奪三振を奪う好投。その後も5投手の継投で韓国に得点を与えず、9−0で快勝した。日本は初の地元開催で悲願の優勝こそならなかったが、3位は確保した。

 長谷川(近大)、3安打3打点の活躍(神宮)
韓国代表   0 = 000000000
日本代表   9 = 21060000×
[韓] ●羅成範−尹明撰−盧聖浩−林治永
[日] ○藤岡−野村−中後−加香美−大石
本塁打  (日)伊藤2ラン
 続いて行われた決勝はキューバと米国の顔合わせ。試合はキューバのミゲル・ゴンザレス、米国のゲリッテ・コールと両先発が快投をみせ、初回からゼロ行進が続く。均衡が破れたのは終盤8回。米国がアンドリュー・マジーのソロ本塁打で1点を先制する。ところがキューバもアルフレド・デスパイネの一発ですぐさま同点に追いつき、試合は延長戦にもつれ込んだ。

 無死1、2塁から攻撃を始めるタイブレーク方式となる延長戦では10回、米国は2点を勝ち越し。大会4連覇へ近づいたかと思われた。しかし、キューバも1死後、前の打席で同点アーチを描いているデスパイネに打順が巡ってくる。昨年のWBCにも出場した主砲が2球目の変化球を叩くと、大飛球がレフトスタンドへ。劇的な逆転サヨナラ3ランでキューバの4大会ぶり2度目の優勝が決まった。大会MVPにはこの試合のヒーローでもあるデスパイネが選ばれた。

 大会首位打者&本塁打王もデスパイネ(神宮)
米国代表    3 = 0000000102
キューバ代表  4 = 0000000103× (延長10回)
[米] コール−ノア・ラミレス−●ニック・ラミレス
[キ] ゴンザレス−○ガルシア
本塁打  (米)マジーソロ
       (キ)A.デスパイネソロ、3ラン