10日、第89回全国高校サッカー選手権大会決勝が東京・国立競技場で行われ、滝川第二(兵庫)が5−3で久御山(京都)を下し16回目の出場で初の優勝を飾った。
◇1月11日、国立
滝川第二 5−3 久御山
【得点】
[滝] 浜口孝太(24分、59分)、樋口寛規(40分、90+4分)、本城信晴(54分)
[久] 坂本樹是(57分、85分)、安川集治(84分)
試合は前半24分、滝川第二が浜口孝太の大会7点目で先制すると、40分にも浜口とツートップを組む樋口寛規がこちらも今大会7点目となる追加点をあげ2−0で前半を折り返す。後半9分にもさらにゴールを奪い3点リードとし、全国制覇へ向けてセーフティーリードを築いたかに思われた。
一方の久御山も持ち前のパスサッカーで反撃を開始したのは後半12分。坂本樹是のゴールで1点を返すと39分に安川集治がゴールネットを揺らし、その1分後には坂本がこの日2ゴール目を決め3−4とし1点差に迫った。
あと1点を追いつきたい久御山ととどめの一撃を決めたい滝川第二が互いに高い位置から攻撃を仕掛けると、次のゴールをあげたのは滝川第二だった。後半ロスタイムに樋口が単独得点王を獲得する8ゴール目で5−3とし試合を決めた。
滝川第二は1986年に全国大会初出場を果たしてから16回目での悲願達成。兵庫県勢としては戦後初めて高校サッカー選手権を制したことになる。夏のインターハイ決勝では市立船橋に敗れており、その時の悔しさを選手権で晴らす格好となった。