柔道の世界選手権が27日、フランス・パリで5日目を迎え、女子78キロ級で杉本美香(コマツ)が銅メダルを獲得した。杉本は準決勝で一本負けを喫し、連覇を逃したが、3位決定戦で田知本愛(ALSOK)との日本人対決を制した。一方、男子100キロ級と100キロ超級では日本人選手がいずれも3回戦までに敗退し、敗者復活戦にも進めない状況でメダルなしに終わった。
100キロ級では連覇を狙った穴井隆将(天理大職)は3回戦で不覚をとった。格下と言えるグルジアの選手に小外掛けを決められての一本負け。高木海帆(東海大)も初戦で散った。100キロ超級では4月の全日本選手権を制した鈴木桂治(国士舘大教)が3回戦でイランの選手に指導3つを奪われて苦境に立たされると、一発逆転を狙った大外刈りを返され、一本を奪われた。昨年の無差別級覇者・上川大樹(明大)も1回戦で敗退。世界柔道の男子重量級で日本勢がメダルなしに終わるのは、07年以来3度目の屈辱となった。
大会最終日の28日は男女それぞれの団体戦が実施される。