シアトル・マリナーズの岩隈久志は22日、本拠地でのテキサス・レンジャーズ戦に先発し、7回8安打3失点で7勝目(5敗)をあげた。前回はレンジャーズのダルビッシュ有との投げ合いに敗れた岩隈は、序盤に毎回安打を許しながらも踏ん張り、先発としての役割をしっかり果たした。マリナーズは6−3で勝利し、連敗をストップした。
強力打線を誇るレンジャーズとの中6日での再戦。前回は持ち味を出しながら、一発に泣き、負け投手になった。今回は8安打を浴びつつも要所を締め、首位いじめに成功した。
初回、ヒットで走者を背負ったが、マイケル・ヤングを低めに沈む球で注文通りの併殺打に仕留める。2回は1死から二塁打を許すピンチも、ボールを低めに集め、後続を打ち取った。序盤3回は毎回ヒットを打たれつつも、スコアボードに0を重ねた。
だが、味方が2点を先行した4回、1死からヤング、ネルソン・クルーズらレンジャーズの中軸につかまり、4連打で2点を失う。なおも1死一、二塁。ズルズル行きそうなところだったが、原点のキープダウンに徹し、勝ち越しを許さない。
すると直後にマリナーズは2点を勝ち越し。この援護に岩隈も立ち直り、5回は初めての3者凡退で攻撃を終わらせる。6回はデイビット・マーフィーにソロアーチを被弾するも、5回以降、許した安打はその1本だけ。7回も下位打線を難なく3人で退け、90球を投げてマウンドを後続に託した。
プレーオフ進出の可能性が閉ざされたものの、マリナーズは残り試合でレンジャーズ、オークランド・アスレチックス、ロサンゼルス・エンゼルスと地区優勝、ワイルドカードを争うチームと相次いで対戦する。負けられない戦いが続く相手にとって、岩隈の存在は厄介なはずだ。