23日、「FIVB(国際バレーボール連盟)ワールドグランドチャンピオンズカップ2013」の第4戦が東京体育館で行なわれ、日本は世界ランキング3位、ロンドン五輪で銅メダルを獲得したイタリアと対戦。第3セットの終盤にはブロックで相手エースを止めるなど、守備で光る部分もあったものの、前日に続いてのストレート負け。これで4連敗となった。
日本 0−3 イタリア
(16−25、21−25、21−25)
第1セット、日本はWS石島雄介、WS清水邦広のオポジットがイタリアのブロックにつかまり、さらにはサイドアウトをとってもサーブミスで連続ポイントを奪うことができないなど、最後まで流れを引き寄せることができなかった。
気持ちを切り替えて挑んだ第2セットだったが、序盤は第1セットと同じような展開となる。しかし、中盤以降は石島、越川、WS福澤達哉といったサイドアタッカーのスパイクが決まり、一進一退の攻防戦が繰り広げられた。18−24とイタリアのセットポイントを迎えても、越川のバックアタック、さらには198センチの新鋭・MB筧本翔昂がツーアタックを決めるなど3連続ポイントを奪って、4点差に詰め寄った。だが、最後は202センチの長身アタッカー、ジリ・コバルにライトからのクロススパイクを決められ、このセットも落とした。
後がなくなった日本は第3セット、3−4から越川、石島、福澤と日本のサイドアタッカーのスパイクが立て続けにブロックされ、引き離された。日本はMB横田一義の速攻2本以外は、全て相手サーブのミスでの得点と、序盤は反撃の糸口を見つけることができずに苦しんだ。しかし、中盤以降は徐々にサイドアタッカーのスパイクが入るようになり、リズムをつかむと、福澤が相手エースのWSイバン・ザイツェフのスパイクをブロックし、チームを勢いづけた。これに動揺したのか、ザイツェフはサイドアウトを取った直後にサーブをミスする。すると、今度は筧本がザイツェフのスパイクをシャットアウトし、日本は2点差に詰め寄った。ここからサイドアウトの奪い合いとなるも、21−23の場面で清水のスパイクがアウトとなり、イタリアのマッチポイントを迎えた。日本も最後まで粘ったものの、最後はコバルに強烈なバックアタックを決められ、ゲームセット。日本はロシア、ブラジル戦に続いて1セットも奪えないまま、ストレート負けを喫した。
明日の最終戦は同じアジアのイランと対戦する日本。そのイラン戦について、越川はこう語った。
「今大会、イランは2勝しており、格上との勝負になる。まだ今大会のイランがどういう戦いをするのかわかっていないので、これからビデオでチェックをして、結果を出すために、日本がやらなければいけないことをしっかりと準備して臨みたい」
果たして“新生・龍神NIPPON”は、このまま未勝利で終わるのか。それともアジア王者から勝利をつかんで、今シーズンを終えることができるのか。いずれにせよ、来シーズンにつながる試合が望まれる。
(文/斎藤寿子)