サンフランシスコ・ジャイアンツのバリー・ボンズは5日、敵地のサンディエゴ・パドレス戦の第1打席でホームランを放ち、ハンク・アーロンのもつ755本のメジャー通算最多本塁打記録に並んだ。
 この日も「4番・レフト」で先発出場したボンズは2回、先頭打者として打席に入り、パドレス先発のクレイ・ヘンスリーと対戦。カウント1−2から外のボールを叩くと、打った瞬間それとわかる打球が左中間スタンドに飛び込んだ。記録まであと1本に迫ってちょうど1週間、7試合ぶりの今季21号本塁打だった。

 当たりを確信したボンズはゆっくりと歩を進めながら、白球の行方を見届けた。打球がフェンスの向こうに消えると、ポーンと手を叩いて、満足そうにダイヤモンドを一周した。
 打席に入る際にはブーイングを浴びせていた敵地のファンもスタンディング・オーベーションで大砲を祝福。バド・セリグコミッショナーも記録達成をスタジアムで見守った。

 一気に新記録の期待もかかったが、その後は3連続四球。敬遠ではなかったとはいえ、パドレス投手陣に対してブーイングが起こる場面もあった。結局、ボンズは第4打席の四球後に代走を送られ、記録達成は翌日以降にお預けとなった。試合は2−3とジャイアンツは2試合連続のサヨナラ負けを喫した。

<松坂、イチロー封じて13勝目>

 ボストン・レッドソックスの松坂大輔は同日、敵地でのシアトル・マリナーズ戦に先発登板した。松坂はイチローを4打数0安打に抑え、7回2失点で10奪三振の好投。試合は4−3でレッドソックスが逃げ切った。松坂は日本人選手のルーキーイヤーとしては野茂英雄(当時ドジャース)と並ぶ13勝目(8敗)をマークした。

 バリテック、逆転タイムリー
ボストン・レッドソックス 4 = 000202000
シアトル・マリナーズ  3 = 010000110
勝利投手 松坂(13勝8敗)
敗戦投手 ワシュバーン(8勝8敗)
セーブ   パペルボン(0勝2敗25S)
本塁打   (マ)ベルトレ17号ソロ、ベタンコート7号ソロ

【イチロー成績】
 5打数0安打 
第1打席 二ゴロ
第2打席 遊ゴロ
第3打席 投ゴロ
第4打席 遊ゴロ
第5打席 三振
※松坂との対戦は第4打席まで
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