ボストン・レッドソックスの松坂大輔投手は6日、敵地でのオークランド・アスレチックス戦に先発登板した。松坂は7回で今季最多の129球を投げて2失点。粘りの投球をみせたが、打線の援護なく、レッドソックスは0−2で敗れた。松坂は前回登板に続く敗戦で4敗目(7勝)を喫した。
DICE−Kの西海岸初登場――詰めかけたファンの前でア・リーグ西地区のチャンピオンチームを相手に松坂は好投を見せた。しかし、待っていたのは2試合連続の負け投手だった。
前回、12安打をあび、制球に課題を残した松坂。この日も初回から毎回、ヒットで走者を背負うピッチングが続く。しかし、効果的に変化球を決め球に使い、得点を許さない。
ところが4回、先頭の5番エリク・チャベスに2ストライクと追い込んでから決め球が甘く入った。外角高めのストレート。チャベスが逆らわないバッティングでレフトに打ち返すと、白球は左中間スタンドに飛び込んだ。これで7試合連続の被弾。痛恨のコントロールミスで松坂は1点を失う。
さらに5回の失点は先頭打者への四球から。打率1割台の9番ジェーソン・ケンドールを歩かせ、無死の走者を許す。2死後、3番ニック・スウィシャーは外角のストレートをきれいに流し打ち。打球はレフト線に抜け、一塁走者が一気にホームに還った。
結局、松坂は降板前の7回以外は毎回ヒットを打たれたものの、三振も8つ奪い、粘りの投球をみせた。ところがレッドソックス打線は5併殺の拙攻。チームは今季初の3連敗を喫した。開幕から投打の歯車がかみ合ってきたレッドソックスも、ここ10試合は5勝5敗と勢いにかげりが見え始めている。
打線の援護に助けられて白星を積み重ねてきた背番号18にとって、真価が問われる6月になりそうだ。
5投手で完封リレー 主砲チャベス、先制弾ボストン・レッドソックス 0 = 000000000
オークランド・アスレチックス 2 = 00011000× 勝利投手 ディナルド(2勝2敗)
敗戦投手 松坂(7勝4敗)
セーブ エンブリー(5S)
本塁打 (ア)チャベス9号ソロ
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