トロント・ブルージェイズの大家友和投手は29日、テキサス・レンジャーズ戦に先発登板し、7回を5安打1失点に抑えて今季2勝目をマークした。大家はこの勝利がメジャー50勝目。日本人投手としては野茂英雄(123勝)以来2人目の快挙を達成した。
 記念すべきメジャー50勝目を大家はナイスピッチングで手中にした。2回に連続四球で1点を失ったが、以降はレンジャーズ打線を3人ずつで抑えた。レンジャーズの主砲サミー・ソーサと3回対戦してノーヒットに抑えるなど、結局7回1失点で勝ち投手の権利を持って2番手にマウンドを譲った。
 好投する大家をブルージェイズ打線が援護。初回に3点を先制すると、キンスラーの2ランなどで加点し、計7点を奪ってリードを広げた。

 大家は98年に横浜からボストン・レッドソックスに入団。99年に初勝利をあげると、02年には先発ローテーション入りを果たし、13勝をあげた。翌年も10勝をあげるなど、これまで2ケタ勝利を3度経験している。これまでの通算成績は179試合に登板して50勝59敗。

 横浜時代の白星はわずかに1。それが海を渡って8年間で積み重ねた白星は50になった。日本では目立たなかった男はマイナーから這い上がり、雑草から見事に花を咲かせた。 
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