11月22日、埼玉県ふじみ野市の球場でゴールドジムベースボールクラブと今季最後の練習試合を行いました。
ゴールドジムベースボールクラブは東京都野球連盟に所属するクラブチームです。我がチームとほぼ同じ時期の2006年結成のチームで、ゴールドジムのスタッフと会員で構成されています。
12:00過ぎに球場に集合し、アップをしているときに、メンバー表の交換を行いました。「西武対決楽しみにしています」とマネージャーの方から言われていたこともあり、ゴールドジムベースボールクラブのヘッドコーチに元西武ライオンズの上田浩明さんがいらっしゃることは知っていましたが、よく見ると監督がゴールドジムなどを統括するグループ会社の社長さんでした。
クラブチームとはいえ、企業名をチーム名にしているだけあって熱心にバックアップしてくれているんだなぁ、と思っていると、仕事を終わらせてから駆けつけたという社長さんが挨拶にいらっしゃいました。女子バレーボールの柳本監督のような風貌の監督さんは「今日はよろしくお願いします」と言って頭を下げると、試合開始直前ということもあり、大急ぎでベンチへ戻っていきました。片手に帽子を持ち、白と赤のユニフォームに袖を通しながら小走りで列の先頭に加わりました。ずんぐりした体を一生懸命動かす社長は、失礼ながらかわいいと言いたくなる雰囲気でした。
我がチームが3点リードで迎えた5回、先攻のゴールドジムは5番からの攻撃でした。1塁にランナーをおいて7番を迎えたとき、他の選手とは少し体型の違う選手が右バッターボックスに入りました。
ご年配の方かと思い、「この選手何歳だろう?」と思ってメンバー表を見ても、名前がありません。「選手兼コーチ」ということもありえると思い、スタッフの欄に目を移すと、バッターボックスに入っているのは、社長さんでした。
バットを肩に背負うようにして構え、前かがみでピッチャーと対する社長さんは打つ気マンマン。1球空振りの後の2球目、見事にセンター前ヒット。ジムで鍛えていらっしゃるのか、年齢を感じさせない足運びでベースを駆け抜けていました。1塁ベースでガッツポーズをする姿は、監督でも、社長でもなく、一選手でした。
ゴールドジムは若い選手が多く、明らかに社長さんはお父さん世代です。でも、社長さんを含めた全員の力でプレーし、社長さんも足を引っ張らずにプレーで盛り上げている姿は、今まで対戦してきたチームでは見た事のないチームワークがありました。
我がチームにとっても勉強になる一戦でした。
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「二宮清純.com」では、このコーナーのコラムをHPに先行して配信中です。紅一点の女子部員の奮闘ぶりを一足早く携帯でお楽しみいただけます。更新は第1、3火曜。ぜひ、チェックしてみてください。
広瀬明佳 福島県郡山市出身。母がソフトボール、兄が野球をやっていたことから中学・高校時代ソフトボール部に所属。大学時代軟式野球サークル。前職での仕事をきっかけに初めて硬式野球の道へ。現在、埼玉県内の硬式野球クラブチームに所属。チームの紅一点として奮闘中!
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