ラグビー日本選手権決勝が28日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、三洋電機ワイルドナイツがサントリーサンゴリアスを24−16で破り、2シーズン連続2回目の優勝を飾った。三洋は前半、3−9とビハインドで試合を折り返したが、後半に3トライをあげて逆転勝ちした。
 2年連続の顔合わせとなった一戦はサントリーが先にペースをつかむ。前半5分、CTBライアン・ニコラスのペナルティゴール(PG)で3点を先制。その後も11分、18分と立て続けにPGを決めてリードを広げる。トライこそ奪えなかったが、サントリーはボールを支配し、試合を優位に進めた。対する三洋は29分にPGで3点を返すにとどまった。

 後半の立ち上がりもサントリーはニコラスのパスからチャンスを迎える。しかし、トライを奪えず。徐々に流れは三洋側に傾いた。後半15分、SOトニー・ブラウンを投入すると、司令塔として攻撃にリズムをもたらせる。19分、ブラウンを起点に、最後はFB吉田尚史がトライ。ゴールも決まり、10−9と逆転に成功した。

 足が止まってしまったサントリーに対し、三洋は25分、33分とWTB北川智規が連続トライを決め、勝負を決定づけた。今季の選手権は大麻騒動でトップリーグ優勝の東芝ブレイブルーパスが出場辞退。異例の大会となったが、最後はトップリーグ上位の2チームが熱戦をみせ、シーズンを締めくくった。