4日、プロ野球日本シリーズ第4戦が東京ドームで行なわれ、序盤から猛攻を見せた日本ハムが8−4で巨人を下した。これで対戦成績は2勝2敗となり、日本ハムはファンへの約束通り、最終戦を札幌ドームで迎えることとなった。
◇第4戦
小谷野、3安打4打点の活躍!(日本ハム2勝2敗、東京ドーム)
北海道日本ハム 8 = 004010120
巨人 4 = 001000030
勝利投手 八木(1勝0敗)
敗戦投手 高橋尚(0勝1敗)
本塁打 (日)高橋1号ソロ
(巨)ラミレス1号3ラン
この試合勝てば日本一に王手をかける巨人は、先発にベテランサウスポーの高橋尚成を起用した。その高橋は初回、1番・田中賢介、2番・森本稀哲、3番・稲葉篤紀を三者連続三振に切って取る最高の立ち上がりを見せた。
一方、日本ハムの先発・八木智哉は初回、先頭打者の1番・坂本勇人を四球で出すなど、常にランナーを背負う苦しいピッチングを強いられた。しかし、それでもなんとか無失点に抑え、2回までは両チームともに無得点に終わった。
均衡が破られたのは3回表。日本ハムは1死から田中、森本がヒットで出塁すると、稲葉は四球を選び、満塁とした。ここで頼れる4番・高橋信二が左中間を破る2点タイムリーを放つ。さらに2死後には6番・小谷野栄一のタイムリーで2点を追加。日本ハムが一挙4点をリードした。
その裏、巨人もすぐさま反撃に転じた。先頭打者の坂本が二塁打を放つと、八木のワイルドピッチで三塁へ。松本のヒットで生還し、1点を返した。しかし、後続が続かなかった。小笠原は内野ゴロに、4番・ラミレスは併殺打に打ち取られ、1点どまりで終わった。
一方、日本ハム打線の勢いはとどまるところを知らない。5回表には高橋の一発で1点を追加すると、7回表には森本がスクイズを決め、その差を5点に広げた。さらに8回表には高橋、5番・スレッジ、小谷野の怒涛の3連打でダメ押しの2点を挙げた。
巨人は4回以降も毎回のようにランナーを出すも、併殺打に打ち取られるなど、日本ハム投手陣の粘りのピッチングに快音を響かせることができなかった。それでも8回裏には、ラミレスがこのシリーズ第1号となる3ランを放ち、4点差に迫った。さらに5番・亀井義行が四球、6番・谷佳知がヒットで出塁し、1死一、二塁とした。ここで日本ハムは左のリリーフ、林昌範をマウンドに上げた。林は古巣巨人に対し、闘志むき出しのピッチングを披露。7番・阿部慎之助をライトフライに打ち取ると、8番・木村拓也はフォークで空振り三振に仕留め、ピンチを凌いだ。
4点ビハインドで迎えた最終回、巨人は先頭打者の代打、古城茂幸がヒットで出塁した。坂本、松本と倒れるも、小笠原がこの回からマウンドに上がった武田久の初球をすくいあげ、ライトフェンス直撃となるヒットを放った。いよいよ巨人の反撃が始まるかと思ったのも束の間、一塁を蹴り、二塁を狙った小笠原が日本ハムの迅速な中継プレーでアウトに。巨人にとってはあっけない幕切れとなった。
日本ハムよりも多い13本ものヒットを放ち、9回中7回も先頭打者を出しながら併殺を3つ決められるなど拙攻が続いた巨人。それに対して日本ハムは、一発あり、集中打あり。日本ハムが連勝し、日本一に王手をかけて本拠地に戻ることができるのか。それとも巨人が今日の雪辱を果たすのか。明日の第5戦は東京ドームでの最終戦となる。