
当HP編集長の二宮清純がインタビュアーを務めるBS朝日の番組「勝負の瞬間(とき)」で1月31日に放送された女子プロゴルファー・諸見里しのぶ編が、ゴルフツアー開幕に合わせて再放送が決まりました。15日(月)、19:00より放送です。この番組では毎回、各スポーツの一流たちをお招きし、トップを極めたテクニックと、その思考法に迫ります。今までのスポーツ番組とは一味違ったインタビュードキュメントです。
(写真:諸見里選手が番組内で涙目になる場面も) 番組では、諸見里選手と次のようなインタビューが展開されています。
二宮: 「笑おう」っていうテーマはご自身で考えたんですか。それとも江連コーチか誰かのアドバイスだったんでしょうか。
諸見里: 「笑いなさい」って言ってくれたのは先輩の片山晋呉さんなんです。一昨年の7月に静岡で試合があった時に、たまたま結構上位の方に入ったのでテレビ中継で映されていたらしく、それを見た片山さんから、次の試合会場に移動した時に電話がかかってきたんです。「最近、ゴルフ楽しいのか」みたいなことを言われました。さらには「俺はしのぶのゴルフを見ていて楽しくない」って、はっきり言われたんですよ。「これをしなければいけない、これをやらなければいけないって、見ていて何かやらされている感じにしか見受けられない。見ていてゴルフの魅力とか、ゴルフが好きだって気持ちが全然伝わってこない」と。
二宮: それは厳しい指摘ですね。
諸見里: だから電話越しで、すごい泣いちゃったんです。すると、片山さんから「そんなに自分を追い詰めないで、しのぶはちゃんとやるべきことをやってるんだから、まずは本当にゴルフを楽しみなさい」とアドバイスをもらったんです。あとは「ミスをしたら笑え」と。「今のしのぶには、たぶん無理だけどな」と言われたんですけど、「ボギー打ったら、ダボ打ったら、OB打ったら、笑え」って。
二宮: そこで泣いちゃったってことは、それは片山選手のアドバイスが当たっていたということですね。
諸見里: やはり「しのぶのゴルフを見てても面白くない」って言われたら、プロとしてショックでしたね。やはりプロゴルファーっていうのは自分のパフォーマンスを最大限に活かして、それを舞台でちゃんと表現をした上で見てくれる人に感動を与えるべき立場。それなのに同じプロの選手、そして先輩に「見ていても面白くない」って、はっきり言われたので……。ショックと同時に、当たっているかもしれないなって……。
二宮: ちょっと思い出して、目がウルッときてますね。
諸見里: はい。だから(昨年は)6勝できたけど、その中でも、まだまだプロとしてやるべきことをもっとできたんじゃないかなという思いがあるんです。やはり、もっともっと上のプロをめざして頑張っていきたいと思っています。
>>この続きは番組をお楽しみ下さい。
プロゴルフは一打で結果はもちろん、自らの稼ぎも大きく変わってしまう厳しい世界。重圧に打ち勝ち、「パットは入ることしか考えていない」との心境に至るために、ゴルファーはどんなトレーニングをしているのでしょうか。滝行や心拍数を上げ下げするトレーニングなど、諸見里選手の日頃の取り組みについて訊ねます。さらには「相棒」と語る道具へのこだわりや、理想のスイングについても披露します。
近年の女子ゴルフ界は、諸見里選手を逆転して賞金女王に輝いた横峯さくら選手に、沖縄の先輩・宮里藍選手、有村智恵選手、上田桃子選手など激戦の様相を呈しています。ライバルたちを彼女はどう見ているのでしょうか。さらに男子のスーパースター石川遼選手は? ちょっぴりハートマークの入った遼クン評も見どころのひとつです。
今季、諸見里選手は海外メジャーへの挑戦権を獲得し、活躍の舞台がさらに広がります。「この場所で優勝できるかもしれない」。昨年の全英ゴルフでつかんだ世界で戦う手応えと、将来の意外な(?)夢も語ってもらいました。
「感動しました。人間的にすばらしい」
まだ23歳とは思えないしっかりした受け答えにインタビュアーの二宮も終始、感心しっぱなし。「愚痴、陰口、悪口、不平不満を言わない」など、彼女のポリシーには私たちも学ぶところが多いはずです。
この『勝負の瞬間』は月1回ペースでお届けしています。3月14日(日)には、4月の引退試合を目前に控える柔道家の吉田秀彦選手をゲストにお招きします。柔の道を歩み始めて30年。ラストファイトを前に、男はどのような心境なのか。まさにバーリトゥードのようなインタビューを繰り広げます。どうぞお楽しみに!
↓番組HPは下のバナーをクリック!↓
