
当HP編集長の二宮清純がインタビュアーを務めるBS朝日の番組『勝負の瞬間(とき)』が4月18日(日)、21:00より放送されます。この番組では毎回、各スポーツから一流たちをお招きし、トップを極めたテクニックと、その思考法に迫ります。これまでのスポーツ番組とは一味違ったインタビュードキュメントです。今回は昨年まで7年連続リーディングジョッキーに輝き、JRA通算3300以上の勝ち星を積み重ねる武豊騎手をお招きします。
(写真:武騎手とおよそ20年ぶりのインタビューに臨んだ二宮編集長) 当サイトでは番組に先駆けて、武豊騎手とのインタビューの一部を紹介します。
二宮: 武騎手とお会いするのは本当に久しぶりです。デビューされてから間もない頃に何度かインタビューさせていただきましたが、今日一番驚いたのはその頃と体型が全然変わってらっしゃらないことです。
武: そうですね。20年間全く変わっていないんです。
二宮: 減量はされなくてもいいのですか?
武: はい。僕は騎手の中では結構食べる方なんです。食べるといっても、1日2食で普通の人と同じくらいの量です。それで体重の変動はほとんどありません。おそらく、毎週末に競馬場に行ってレースに乗っているから太る暇がないんだと思います。もちろん毎日体重計には乗っていますから、ちょっと重いなと思ったら、少しご飯を控えめにする程度のことはあります。
二宮: 以前、ボクシングの長谷川穂積選手(WBC世界バンタム級王者)に、この番組に出ていただいたことがあるんですが、彼は武さんとは逆に減量が大変です。
武: 僕も彼とは面識がありますが、いつも10キロくらい落としてから試合に臨んでいますよね。最初にお会いした時にまず、「減量について教えてください」と言われました。やはり長谷川選手は試合の後にどーんと体重が増えてしまうんですよね。ただそれは、僕らも同じなんです。日曜日のレースが終わると騎手たちは皆、「あー、終わった終わった」という感じでご飯を食べたりお酒を飲んだりします。そこで体重はどうしても増えてしまう。でも、僕の場合は増えても1キロ程度なんです。その1キロの波で毎週動いているような感じです。しかし騎手の中には毎週3キロとか4キロの間で体重が増えてしまう人もいる。そういう人は、週末に向けて一生懸命減らしていますね。
二宮: よくサウナに行って汗を流すという話を聞きます。武さんはいかがですか?
武: いや、僕はそれが辛いのでやっていません。長谷川選手にも「あまり(体重が)上に行かないほうがいい」とアドバイスさせていただきました。
二宮: なるほど。減量を苦にしないのなら、武さんがボクサーになっていたら良かったかもしれないですね。
武: いやいや、僕は体重うんぬんの前に弱いからダメですよ(笑)。
>>この続きは番組をお楽しみ下さい。
3月27日に阪神競馬場で落馬し、現在療養中の武豊騎手。番組では武騎手が負傷する前にインタビューを行っており、2002年に落馬負傷した際の驚異的な回復力にも言及しています。
「(自身の回復力について)お医者さんにも驚かれた」と語った武騎手。02年の落馬負傷では骨盤などを骨折し、全治半年以上と診断されました。しかし、医師の診断よりも大幅に早く、およそ2カ月でカムバックを果たし、復帰直後にはタニノギムレットに騎乗して日本ダービーを制するなど、ケガの影響を微塵も感じさせない活躍をみせました。
武騎手が「今でも最大の目標」と語る日本ダービー。すでに史上最多となる4回の優勝を飾っていますが、ダービーへの想いは今でも変わらないといいます。今回の落馬負傷でも大きなケガを負っていますが、「いいと思ったことは全てやります」と答えた武騎手の復帰は、私達が考える以上に早いものになるのかもしれません。
さらに、何千頭というサラブレッドに跨ってきた武騎手をして、「世界一強かった」と言わしめたディープインパクトについても話は及びます。運命の馬との出会い、そして騎乗した際の感覚。そして、ともに味わった苦い敗戦の味……。「走っているというよりも、飛んでいる感じ」と表現したディープインパクトの強さについて、武騎手がたっぷりと語ります。
この『勝負の瞬間』は2010年度も毎月1回ペースでお届けしています。今後もあらゆるスポーツを代表する一流アスリートをお招きする予定です。どうぞお楽しみに!
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