秋も深まり、すっかり肌寒くなってきましたね。読者の皆様も風邪を引かぬようお気をつけくださいませ。

 さて、秋と言えば、食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋と様々なコンテンツがあります。私は読書好き公言するほど、読書量は多くないのですが、本を読むことは好きです。中でも好きな作家は伊坂幸太郎さんです。多くの作品が映画化され、数々の賞も受賞されているのでご存知の方も多いかと思います。

 そんな伊坂さんの作品のどこが好きかと言うと、様々な散りばめられた伏線がひとつになっていく過程やオチが快感にも似た感情を得ます。

 そして読書以外にも好きなことはスポーツです。見るのもやるのも好きですが、取材をすることも好きなことのひとつです。コラムなどで1人の選手について書く時に、ご本人以外にも関係者の方々にご協力いただいて、色々な話をお伺いします。そこで調べたことの裏付けがあったり、新たな事実を知ることができます。その幾つかの情報の点が線となって、原稿へと昇華される瞬間がたまらないのです。

 読書と取材。このふたつの好きな部分に共通点があることに気付きました。“紐解き感”です。複雑に絡み合った紐をほどいていくと、1本の線になる。そんな感覚がとても楽しいのです。

 ひとつになるといえば、団体スポーツに限らず組織においても、チームが一体となることは大事です。弊社事務所のスタッフも個性的なメンバーが揃っているので、それをまとめる上げる編集長もひと苦労だと思います。でも、スタッフが一番ひとつになる瞬間は、当コラムでも度々紹介されている編集長の意外なオトボケぶりでしょう。その姿に皆がツッコんだり、和まされる瞬間は、スタッフ全員がひとつになっている気がします。

 もしかして、これも編集長の計算なのでは? と、頭の中の点がひとつの線に繋がろうしました。でも編集長、きっとそれは深読みですよね?

(スタッフT.S)
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