ある日のことです。弊社事務所の観葉植物が枯れてしまったことをスタッフのY.Sさんと話していました。
「どうやら、水のあげ過ぎだったみたいなんですよね……」
それを聞いていた先輩のIさんが、しみじみと言いました。
「恋愛と一緒で、愛情が強すぎると逃げて行っちゃうんだよ」
急な恋愛話での例えに、少々戸惑いましたが、“確かにそうだなぁ”と納得もしました。
それから数日後、決まりかけていた取材のアポイントメントが、最終的に相手側の都合でなくなった時のことです。
Iさんは嘆くように言いました。
「デートの約束を取り付けて、あとは待ち合わせをどこにするかって、だけだったのに……」
そして、また別の日、事務所でIさんとY.Sさんが話し込んでいました。Y.Sさんが書いた原稿について、Iさんがアドバイスを送っていたのです。
?さんは諭すように、こう言いました。
「ラブレターと同じで、重すぎても、軽すぎてもダメなんだよ」
「最近はメールですから……」と、弊社最年少のY.Sさんは少しだけ腑に落ちない様子でつぶやいていました。このジェネレーションギャップなやりとりを近くで聞いていて、思わず笑ってしまいましたが、結構、物事は恋愛に置き換えることができる気がします。編集長も「取材は恋愛みたいなものだ」と、おっしゃっていました。
思えば、私は20年ほどスポーツのことを想い、考え、追いかけています。恋愛に例えるならば、長年の片想いとでも言うべきでしょうか。好きが高じてか、今ではそれが仕事になっています。ただ、自分の実力不足もあり、“両想い”と呼べるようになるのは、まだまだ先になりそうです……。
(スタッフT.S)
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