メジャーリーグのプレーオフ・リーグチャンピオンシップは24日、ナ・リーグで3勝2敗と王手をかけていたサンフランシスコ・ジャイアンツがフィラデルフィア・フィリーズを3−2で下し、8年ぶり21回目の優勝を飾った。今季、6年ぶりに西地区を制覇したジャイアンツはエースのティム・リンスカムが初戦で2安打完封勝ちを収めるなど、アトランタ・ブレーブスを3勝1敗で破って、ディヴィジョンシリーズを突破。このチャンピオンシップも第1戦にリンスカムを立てて勝利し、6戦中5試合が3点差以内の接戦となったシリーズを投手力で制した。28日からは1958年のサンフランシスコ移転以来初のワールドシリーズ制覇を目指し、テキサス・レンジャーズと対戦する。フィリーズは1942〜44年のセントルイス・カージナルス以来となる66年ぶりのリーグ3連覇を逃した。
この試合、先手をとったのは後がないフィリーズだった。不振が続いていたチェイス・アットリーのタイムリー2塁打などで2点を先行する。ところが3回、ジャイアンツもオーブリー・ハフのタイムリーと相手の守備のミスで2−2の同点においついた。その後は両投手陣の踏ん張りで膠着状態が続く。どちらが均衡を破るか注目されたゲームは8回、ジャイアンツのフアン・ウリベが2死無走者から値千金の勝ち越しソロ。この虎の子の1点をエースのリンスカム、抑えのブライアン・ウィルソンとリレーして守りきった。ワールドシリーズは28日にジャイアンツのホームAT&Tパークで第1戦を迎える。
◇ナ・リーグ
シリーズ3本塁打のロスがMVP(ジャイアンツ4勝2敗、シチズンズバンク・パーク)
サンフランシスコ・ジャイアンツ 3 = 002000010
フィラデルフィア・フィリーズ 2 = 200000000
勝利投手 ロペス(1勝0敗)
敗戦投手 マドソン(0勝1敗)
セーブ ウィルソン(1勝0敗3S)
本塁打 (ジ)ウリベ1号ソロ