柔道の北京五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選抜体重別選手権初日は4月5日、福岡国際センターで行われ、男女7階級の決勝までが行われた。男子60キロ級では、現在五輪3連覇中で北京での4連覇を目指す野村忠宏(ミキハウス)が準決勝で浅野大輔(自衛隊体育学校)に優勢負けする波乱。2月のフランス国際を制した平岡拓晃(了徳寺学園職)が決勝で浅野を破り、初優勝した。
男子66キロ級はアテネ五輪金メダルの内柴正人(旭化成)が優勝、昨年の世界選手権代表の秋本啓之(了徳寺学園職)は準決勝で敗れた。
同73キロ級は昨年の世界選手権銅メダルの金丸雄介、同81キロ級は小野卓志(ともに了徳寺学園職)が制し、北京五輪代表を有力にした。
女子78キロ超級はアテネ五輪金メダルの塚田真希(綜合警備保障)が危なげなく6連覇した。同70キロ級では、昨年の世界選手権代表の岡明日香(コマツ)が初優勝。同級のアテネ五輪金メダルの上野雅恵(三井住友海上)は準決勝で岡に敗れた。
同78キロ級は、05、07年世界選手権で銀メダルを獲得しこの大会で4連覇がかかった中沢さえ(綜合警備保障)が怪我の影響で1回戦で平岡麻美(平成国際大職)に一本負けする波乱。穴井さやか(帝京大)が初優勝を飾った。
最終日の6日、男子の90、100、100キロ超の3階級、女子の48、52、57、63キロの4階級が行われ、競技終了後に男女各6階級の北京五輪代表と代表候補(出場枠未獲得の階級)が決定する。