日本ラグビー協会は18日、軽い脳梗塞の兆候で入院中のエディー・ジョーンズ日本代表HCの病状を明らかにし、11月2日のニュージーランド代表戦と、同月3日からの欧州遠征ではテクニカルアドバイザーのスコット・ワイズマンテル氏がHC代行として指揮を執ることを発表した。ジョーンズHCは家族を通じ、「オールブラックス戦や遠征を目前にした大切な時期に、皆様にご心配をかけ、申し訳なく思います。自分でチームを率いることができないのは残念ですが、ワイズマンテルはチームを正しい方向に進ませ続けてくれるでしょう」とのコメントを発表した。
協会の発表によると、15日夜に頭痛や歩きにくさを訴えて都内の病院を受診したエディーHCは、脳梗塞の症状が見られたため、そのまま入院。一時は集中治療室で治療を受けた。意識はしっかりしており、会話は可能な状態で、18日には一般病棟に移ったものの、左上下肢に軽度の運動障害があるという。今後も、しばらくは入院加療を続ける見通しだ。
これを受け、協会では指揮官の意向を確認した上で、「ジョーンズの早期復帰を視野に入れながら、現体制でのこれまで以上の強化を考え」(岩渕健輔代表GM)、ワイズマンテル氏を代行に据える決断を下した。ジョーンズHCはコメント内で「ワイズマンテルらスタッフ、廣瀬キャプテンをはじめとする選手たちが、JAPAN WAYで世界を驚かせてくれると信じています」と代表チームにエールを送った。“JAPAN WAY”をさらに推し進める上で、ジョーンズHCの指導力は絶対に欠かせない。まずは1日も早い全快を願うばかりだ。