韓国・仁川でのアジア競技大会は20日、本格的に競技がスタートし、柔道女子52キロ級で中村美里(三井住友海上)が決勝でグルバダム・ババムラトワ(トルクメニスタン)に一本勝ちし、今大会の日本勢初の金メダルを獲得した。男子66キロ級の高上智史(旭化成)、女子48キロ級の山岸絵美(三井住友海上)は、ともに決勝で敗れて銀メダルだった。男子60キロ級では志々目徹(了徳寺学園職)が準決勝で敗れ、3位決定戦で勝って銅メダルを確保した。
 五輪メダリストが連覇で復活を印象付けた。
 中村は初戦を相手選手の失格で不戦勝で突破すると、以降はオール一本勝ち。決勝のババムラトワ戦でも1分40秒で小外刈りを決め、畳の上にあおむけに倒した。

 北京五輪で銅メダルを獲得して6年。前回の広州アジア大会で優勝し、世界選手権も2度制してロンドン五輪では金メダル候補と期待された。ところが、まさかの初戦敗退。左ヒザを2度手術し、リハビリ生活が続いた。苦しい時期を乗り越えての国際大会優勝で、3度目の五輪へ再スタートを切った。

【日本のメダル確定 〜バドミントン女子〜】

 バドミントンの女子団体準々決勝は日本代表がインドネシア代表に3対0で勝利した。今大会は3位決定戦がないため、日本の銅メダル以上が確定。日本は第1試合で世界選手権女子シングルス銅メダルの三谷美菜津(NTT東日本)が、第2試合でBWF女子ダブルス世界ランキング3位ペアの高橋礼華&松友美佐紀組(日本ユニシス)が、いずれも2−1で接戦を制した。最後は第3試合の高橋沙也加(日本ユニシス)がストレート勝ちし、試合を決めた。明日の準決勝では中国代表と対戦する。