ビル・ロビンソン 肉体の帝王学 二宮清純 2009年7月5日 ビル・ロビンソン 肉体の帝王学2015-09-13T01:00:43+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 「ちょっと技をかけてくれないか……」 冗談のつもりで右手を差し出すと、太り気味のイギリス人は目にも止まらぬ速さで私の腕をとり、あっという間にロックしてしまった。 次の瞬間、ヒジの関節に鈍い痛みが走り、 続きを読む
第389回 “行間”読み解いてこそのデータ 二宮清純 2009年7月1日 第389回 “行間”読み解いてこそのデータ2015-09-13T00:59:06+00:00 二宮清純「唯我独論」 データが真実の断片を浮き彫りにすることは確かにある。だが、それは決して真実の全体像ではない。 海の向こうから続々と野球に関する指標が押し寄せている。金融工学なるものを生み出し、それに自らが踊り、結果 続きを読む
第341回 策士ブラウンの真骨頂 二宮清純 2009年6月30日 第341回 策士ブラウンの真骨頂2015-09-13T00:47:10+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 この采配は“監督のファインプレー”と言っていいだろう。 6月14日、西武ドームでの西武対広島戦。得点は4対4。延長12回裏、広島は無死満塁のピンチを迎えた。絶体絶命の場面である。 左打者の石井義人を 続きを読む
第388回 社会人野球から第二の草野を探せ 二宮清純 2009年6月24日 第388回 社会人野球から第二の草野を探せ2015-09-13T00:59:06+00:00 二宮清純「唯我独論」 貧打の東北楽天にあって、ひとり気を吐いているのが4番の草野大輔である。打率3割6分8厘で、目下、首位打者。柔らかいフォームで広角に打ち分ける熟達の技術は篠塚和典(現巨人打撃コーチ)張りだ。「似ている 続きを読む
第340回 「病は気から」そして夢をかなえるのも心 ニューヨーク・メッツ 高橋建投手 二宮清純 2009年6月23日 第340回 「病は気から」そして夢をかなえるのも心 ニューヨーク・メッツ 高橋建投手2015-09-13T00:47:10+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 40歳のオールドルーキー高橋建(メッツ)が元気だ。6月15日現在、貴重なサウスポーの中継ぎとして14試合に登板している。 14日のヤンキース戦では0−14と大量リードされた7回1死満塁から登板し、松 続きを読む
日本に「W杯出場」の資格はあるか<後編> 二宮清純 2009年6月21日 日本に「W杯出場」の資格はあるか<後編>2015-09-13T01:00:43+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 フットボールとは「球戯」である。「球」と「戯」れると書く。「球技」は誤りだと私は考える。蒸し返すようで恐縮だが、加茂前監督の最大の失敗――それは相手の長所を消すことに腐心するあまり、自らが楽しむこと 続きを読む
第387回 マット界は三沢さんの「戦死」無駄にするな 二宮清純 2009年6月17日 第387回 マット界は三沢さんの「戦死」無駄にするな2015-09-30T11:34:23+00:00 二宮清純「唯我独論」 元プロレスラーで全日本プロレスでも活躍した垣原賢人さんが、13日に急逝した三沢光晴さんに全日本入団の挨拶を行なったのは1998年2月のことだ。握手をかわそうとした瞬間、垣原さんは三沢さんの異変に気が付 続きを読む
第339回 松坂大輔はエースか? 二宮清純 2009年6月16日 第339回 松坂大輔はエースか?2015-09-13T00:47:10+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 野球は数字のスポーツだ。試合を観なくても、いくつかの数字を提示してもらえれば、その選手がどういうタイプか、おおよその見当はつく。 近年、米メジャーリーグにおいて「クオリティ・スタート」(QS)という 続きを読む
第386回 美しくないサッカー審判5人制 二宮清純 2009年6月10日 第386回 美しくないサッカー審判5人制2015-09-13T00:59:06+00:00 二宮清純「唯我独論」 審判5人制はサッカーにとって喜ぶべきことなのか、悲しむべきことなのか……。 FIFA(国際サッカー連盟)のゼップ・ブラッター会長は先頃、審判を3人から5人に増員し、来季からスタートする欧州リーグで試 続きを読む
第338回 足を生かして新しい「3番打者」像確立へ 広島東洋・赤松真人外野手 二宮清純 2009年6月9日 第338回 足を生かして新しい「3番打者」像確立へ 広島東洋・赤松真人外野手2015-09-13T00:47:10+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 2年前のオフ、FAで阪神に移籍した新井貴浩の人的補償として広島にやってきた時、まさか彼が3番を打つことになろうとは誰も予測しなかったに違いない。 5月24日の埼玉西武戦から、赤松真人が広島の3番に座 続きを読む
日本に「W杯出場」の資格はあるか<前編> 二宮清純 2009年6月7日 日本に「W杯出場」の資格はあるか<前編>2015-09-13T01:00:43+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 歓喜は唐突に訪れた。 延長後半13分、呂比須ワグナーの前線からのチェイスで奪ったボールを中田英寿が右サイドから強引にドリブルで割って入り、一瞬の躊躇もなく左足を振り抜いた。GKアベドザデーが弾く。そ 続きを読む