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勝利への計画 - Page 2

勝利への計画

第11回 奇想天外な秘密兵器(前編)

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 ボクサーにとって最大のハンディキャップはリーチの短さである。長い槍と短い槍を持った人間が戦ったら、どちらが勝つか。余程のヘマをしない限り、前者が勝つだろう。それと同じ理屈である。 日本のボクシング界
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第10回 鬼監督の先見の明(後編)

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「松永君、キミにロス五輪全日本チームの監督をやってもらうことになった。いいね」。アマチュア野球のドンと呼ばれた日本野球連盟副会長・山本英一郎(故人)から電話がかかってきたのは五輪開幕の1カ月前だった。
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第9回 鬼監督の先見の明(前編)

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 まだ公開競技だったとはいえ、野球日本代表は一度だけ金メダルを獲得したことがある。1984年のロス五輪だ。この時は学生と社会人の混成チームだった。 決勝は8月7日、ドジャースタジアム。相手は米国。勝負
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第8回 女王を倒したショット(後編)

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 この日、クルム伊達公子はひとつの作戦を立ててゲームに臨んだ。シュテフィ・グラフが得意とするフォアハンドを封じるというものである。そのため伊達はいったんグラフのオープン・スペースにストロークを返し、バ
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第7回 女王を倒したショット(前編)

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 日本女子テニス界にあって、クルム伊達公子を超える選手は、未だにひとりも現れていない。数多くの名勝負の中でも、とりわけ印象に深いのが1996年4月28日、日本対ドイツのフェドカップ・ワールドグループI
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第6回 サングラスの暗号(後編)

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 高橋尚子は18キロ付近でいきなりペースを上げ、15人近い集団を壊しにかかった。ついてきたのは市橋有里、リディア・シモン(ルーマニア)、キム・チャンオク(北朝鮮)、エスタ・ワンジロ(ケニア)の4人。し
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第5回 サングラスの暗号(前編)

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 トンネルをくぐると、そこには青空が広がっていた。春というより初夏を思わせる南半球の強い陽射しが、細身の日本人ランナーの凱旋を待っていた。 競技場に入り、青い目のランナーの猛追にあいはしたものの、背後
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第4回 奈落の底からのスタート(後編)

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 奈落の底で内藤大助は運命的な出会いを果たす。白井・具志堅ジムのトレーナー野木丈司だ。野木は高校時代、陸上部に所属していた。師は女子マラソンの名伯楽・小出義雄。 キャンプでの練習は凄絶を極めた。内藤の
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第3回 奈落の底からのスタート(前編)

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「3度目の正直」とはWBC世界フライ級チャンピオン内藤大助のためにあるような言葉だ。  2002年4月19日、タイ・コンケン。内藤は初めて世界王座に挑戦した。相手はタイのポンサクレック・ウォンジョンカ
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第2回 秘策という名の毒針(後編)

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 試合前のミーティングで監督の野村克也は広島からやってきたばかりの小早川毅彦に、こんなアドバイスを送った。「斎藤(雅樹)はワンスリーのカウントになると、決まって外角にヒュッと曲がるカーブを投げてくる。
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第1回 秘策という名の毒針(前編)

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 4月29日に史上5人目となる監督通算1500勝を達成した野村克也が指揮を執ったゲームの中でも、とりわけ印象深いのが1997年の開幕ゲームだ。当時、野村はヤクルトで指揮を執っていた。 開幕ゲームの相手
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