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上田哲之「プロ野球哲学」 - Page 2

常識の罠――広島カープとヤンキースの試合から

上田哲之「プロ野球哲学」(第1金曜更新)

 確かにセ・リーグもパ・リーグも、ペナントレースの最後の最後まで面白い展開だった。パ・リーグは福岡ソフトバンクが今季最終戦でオリックスをくだして優勝を飾った。ソフトバンク対オリックスは、正真正銘のペナ
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DeNA・中畑監督と東海大四・西嶋投手を結んでみる

上田哲之「プロ野球哲学」(第1金曜更新)

 それが自分の生き方なので、としか言いようがないが、茫然と野球を眺めている。 今日もまた、ニューヨーク・ヤンキースのジョー・ジラルディ監督が、ベンチを出てトコトコ小走りに審判の元へ向かう。「チャレンジ
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吉田(東海大相模)のスライダー、和田(カブス)のストレート

上田哲之「プロ野球哲学」(第1金曜更新)

 1年前、彼のことをどう書いたのだったかな。気になって当欄のバックナンバーを調べてみた。<ストレートは144〜145キロ。スライダーが鋭い。(中略)2年後にドラフトにかかっても不思議はない> 彼とは東
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グリエルの気品

上田哲之「プロ野球哲学」(第1金曜更新)

 カッコいいなぁ、グリエル。横浜DeNAに新加入したユリエスキ・グリエルである。ご存知のように、「キューバの至宝」と呼ばれる内野手だが、キューバの政策もあって、日本のプロ球団と契約することが可能になっ
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田中将大とダルビッシュ、ときどき菊池涼介

上田哲之「プロ野球哲学」(第1金曜更新)

「でも僕は無理ですね。ああいう圧倒的な投球はできないので、これからも泥臭く抑えていきます」 もちろん、多少の謙遜、あるいは先輩への遠慮が含まれているのだろう。ただ、本音でもあると思うのだ。声の主は田中
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松坂大輔は新鮮である

上田哲之「プロ野球哲学」(第1金曜更新)

 巨人−広島の6回戦(4月27日)は、内海哲也と前田健太の両エースによる、素晴らしい投手戦だった。延長10回まで0−0で進み、11回裏、ブラッド・エルドレッド(広島)のサヨナラ3ランという試合だったの
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巨人の強さと甲子園の強打者

上田哲之「プロ野球哲学」(第1金曜更新)

 えらく大きい、と言っても、ばかに大きい、と言っても、どちらも同じ「非常に」大きいという意味になる。というような主旨の話を、昔、小西甚一先生の古文の参考書で読んだような気がする。言葉というのは不思議な
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投手と捕手のアウラ

上田哲之「プロ野球哲学」(第1金曜更新)

 外野をやや強い風が吹き抜けていく。名護市営球場の先発マウンドに立ったのは、北海道日本ハム・大谷翔平だった。3月1日の広島−日本ハムの練習試合である。2年目を迎えた19歳、大谷の二刀流やいかに? どう
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話題と名言――田中将大、イチロー、ユーキリス

上田哲之「プロ野球哲学」(第1金曜更新)

 巨人の松井秀喜臨時コーチは、右打ちで外野ノックをして、空振りしたそうだ。トスを右手で上げるか左手で上げるか、とか、微妙な技術が関係するらしい。阪神では、掛布雅之DC(ゼネラルマネジャー付育成・打撃コ
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黒田博樹と上原浩治

上田哲之「プロ野球哲学」(第1金曜更新)

「今年の3冊」という文化がある。主要な全国紙などが行なう年末恒例企画で、それぞれの書評執筆者が、その年に刊行された書籍のベスト3をあげて、短く論評する。2013年の暮れも、各紙とも書評子の方々の個性が
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究極の前田智徳論

上田哲之「プロ野球哲学」(第1金曜更新)

 この時期になると、毎年うんざりすることがある。FAをめぐるニュースである。いや、制度そのものをとやかく言うつもりはない。プロの入り口にドラフトという制度があるのだから、FAという制度は、いわば当然の
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