第56回全日本大学野球選手権は13日、東京ドームと神宮球場で2回戦と準々決勝の計6試合が行われ、注目の早稲田大学が2回戦に初登場した(1回戦はシード)。九州国際大との一戦は2−0とリードした9回、2死1、3塁のピンチで1年生右腕の斎藤佑樹が登板。斎藤は九州国際大4番の松山竜平(4年)にレフトオーバーのタイムリー2塁打を浴びるが、同点のホームを狙った1塁走者が好返球でタッチアウト。早大が辛くも2−1で逃げ切ってベスト8進出を決めた。
 ヒヤヒヤものの19歳初マウンドだった。9回2死1、3塁。早大・應武篤良監督は、九州国際大打線をゼロに抑えてきた先発・松下健太(2年)を代える。マウンドに上がったのは斎藤。8000人の観衆からこの日、一番の歓声があがった。

 迎える打者は九州六大学春季リーグで打点王に輝いた主砲の松山。今大会まだヒットは1本もない。初球、2球とストライクを簡単に取った斎藤は3球目、一気に直球で勝負をかけた。
 ところが144キロのストレートが甘く入る。松山がバットが振りぬくと白球はレフトへ。左翼・田中幸長(4年)の頭上を越え、フェンスまで到達した。3塁走者はもちろんホームイン。1塁走者も一気に3塁をけってホームを狙う。

 ここで外野から中継に入ったショートの本田将章(4年)が捕手の細山田武司(3年)へストライク返球をみせる。クロスプレーになったが、本塁は間一髪タッチアウト。ゲームセットの瞬間、打った松山はヘルメットをたたきつけて悔しがり、打たれた斎藤は苦笑いを浮かべた。早大はきわどい勝負を制し、昨夏から続く斎藤の不敗神話は26試合に伸びた。

 早大は3回、田中幸のタイムリーで1点を先制。5回には3番・松本啓二朗(3年)がレフト線を破り、1点を追加する。投げては先発の松下が8回まで散発の3安打で2塁を踏ませない投球を展開した。
 痛打を浴びながら、最後は伝統校らしい好守に救われた背番号16。これが日本一への序章となるのか。準々決勝は15日、戦い慣れた神宮球場で行われる。 

 主砲・田中幸、先制タイムリー
早稲田大(東京六大学)   2 = 001010000
九州国際大(九州六大学) 1 = 000000001
勝利投手 松下
敗戦投手 小松
セーブ   斎藤

 なお、携帯サイト「二宮清純.com」では特集コーナー「大学野球選手権2007」を開設中! 大会の組み合わせはもちろん、みどころや試合結果、元日本ハム投手・今関勝さんによる解説など、大会期間中、情報を随時更新します。もちろん、注目の斎藤投手の登板は今後もレポートを掲載予定です。

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