ナ・リーグのチャンピオンシップは22日、第5戦が行われ、フィラデルフィア・フィリーズがロサンゼルス・ドジャースを下し、対戦成績を4勝1敗として2年連続7回目のリーグ優勝を決めた。初回に1点を先制されたフィリーズは直後にジェイソン・ワースの3ランで試合をひっくり返すと、計4アーチを本拠地のスタンドに描き、相手を突き放した。ドジャースは先発要員をリリーフにつぎ込む総力戦も実らず、2年連続のチャンピオンシップ敗退。フィリーズは球団初のワールドシリーズ連覇をかけて、29日からア・リーグの覇者と戦う。
フィリーズが強力打線で昨年に続くドジャースとの再戦を制した。レギュラーシーズンでリーグダントツの224本塁打を放った破壊力はポストシーズンも健在。リーグチャンピオンシップ5試合で10ホーマーをスタンドに叩きこんだ。中でもMVPに輝いた4番のライアン・ハワードはポストシーズンに入って8試合連続で打点を記録。惜しくもこの日は音なしで打点はなかったが、チャンピオンシップは打率.333、2本塁打、8打点の活躍でMVPに輝いた。また、2番のシェイン・ビクトリーノ、5番のワースがそろって6打点をマークするなど上位打線が勝負強い。
投げてはシーズン途中に獲得したペドロ・マルティネス、クリフ・リーの左右のサイ・ヤング賞コンビが先発としての役割を果たし、ピッチングスタッフの充実度はさらに増している。ワールドシリーズ連覇を目指して対戦するのは、ニューヨーク・ヤンキースかロサンゼルス・エンゼルスか。いずれも高い攻撃力を持つ強敵だが、2年連続への頂点に死角はなさそうだ。
◇ナ・リーグ
ワース、2発で4打点(フィリーズ4勝1敗、シチズンズバンク・パーク)
ロサンゼルス・ドジャース 4 = 110010010
フィラデルフィア・フィリーズ 10 = 31020211×
勝利投手 ダービン(1勝0敗)
敗戦投手 パディーヤ(0勝1敗)
本塁打 (ド)イーシアー1号ソロ、ローニー2号ソロ、ハドソン1号ソロ
(フ)ワース2号3ラン、3号ソロ、フェリス1号ソロ、ビクトリーノ2号2ラン