ラグビーの「リポビタンDツアー2013」で欧州遠征中の日本代表は(IRBランキング15位)は、9日、英国エジンバラのマレーフィールドでスコットランド代表(同9位)に17−42で敗れた。前半を3−11で折り返した日本は、後半の立ち上がりにWTB福岡堅樹がトライを決め、1点差に迫る。その後、リードを広げられたものの、後半11分には再び福岡のトライで1点差。しかし、以降は相手の分厚い攻撃に押し切られ、1989年5月以来24年ぶりのスコットランド戦勝利はならなかった。
完敗ながらも着実な前進をみせたオールブラックス戦から1週間、完全アウェーの敵地でジャパンの進化を示した。
見せ場をつくったのは後半のキックオフ直後だ。キャプテンのWTB廣瀬俊朗が抜け出し、敵陣に迫ると、大きく左に展開。一番外からスピードを上げた福岡にボールが渡り、相手ディフェンスを振り切ってトライをあげる。ゴールも決まって10−11と1点差に詰め寄った。
直後、スコットランドにトライを許した日本だが、スクラムでも引けをとらない。相手ボールのスクラムからボールを奪い返し、チャンスをつくる。FB五郎丸歩が中央を突破し、再び左の福岡へ。快足を飛ばして、この日2本目のトライを決める。オールブラックス戦では試合終了直前にトライを取りきれず悔しさをみせた21歳の活躍でスコアは17−18となった。
しかし、勝負どころの後半残り20分では地力の差を見せつけられた。中央突破をはかられ、立て続けにトライを許す。オールブラックス戦後、欧州に渡って1週間での試合に最後は疲労も隠せなかった。動きが止まったところをキックで裏をとられてトライを喫し、最終的にはダブルスコアをつけられた。
日本は12日にイングランドのグロスターと対戦し、15日には世界ランク19位のロシア代表とテストマッチを行う。