メジャーリーグのワールドシリーズは26日、第4戦が行われ、サンフランシスコ・ジャイアンツがカンザスシティ・ロイヤルズに11−4で大勝し、2勝2敗のタイとした。ジャイアンツは序盤、3点のビハインドを背負ったが、5回にハンター・ペンスのタイムリーなどで4−4の同点に追いつく。6回にはパブロ・サンドバルの勝ち越し打が生まれ、以降は相手投手陣を打ち崩して2ケタ得点を記録した。ロイヤルズの青木宣親は6回、無死一塁の場面で代打で登場するも、併殺打に倒れた。
 4番ペンス、3安打3打点(ジャイアンツ2勝2敗、AT&Tパーク)
カンザスシティ・ロイヤルズ    4 = 004000000
サンフランシスコ・ジャイアンツ 11 = 10102340×
勝利投手 ペティット(1勝0敗)
敗戦投手 フィネガン(0勝1敗)

 ジャイアンツがロイヤルズのリリーフ陣を攻略し、対戦成績を五分に戻した。
 序盤は連勝中のロイヤルズペースだった。ジャイアンツは1点を先行したものの、3回、元阪神の先発のライアン・ボーグルソンが崩れる。5安打を集中されて4失点。この回途中でKOされ、苦しい展開となる。

 しかし、直後にバスター・ポージーのタイムリーで1点を返すと、5回は先頭のジョー・パニックが二塁打で出塁し、ロイヤルズ先発のジェーソン・バルガスをマウンドから引きずり下ろす。1死後、ペンスのセンター前ヒットで1点差。なおも満塁の好機をつくってホアン・ペレスの犠牲フライで同点に追いついた。

 明暗が分かれたのは続く6回の攻撃だ。ロイヤルズは先頭のジャロッド・ダイソンがヒットで出塁し、代打で青木が登場する。まだワールドシリーズで無安打の青木はファーストゴロ。併殺打となり、強硬策が裏目に出る。

 一方、ジャイアンツも同様に先頭打者がヒットで出塁。続くグレゴール・ブランコも連打でチャンスを広げる。その後、2死満塁となり、打席には5番のサンドバル。センター前に弾き返し、2者を迎え入れた。さらに次打者のブランドン・ベルトにもタイムリーが生まれ、7−4と勝ち越した。

 主導権を握ったジャイアンツは7回もパニックの2点打などで4点を追加。ロイヤルズは、ここまで安定した働きをみせていたリリーフ陣が打ちこまれ、このポストシーズンでは初の2ケタ失点を喫した。