ページのトップへ

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 - Page 16

森・西武野球は何を残したか<後編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 92、93年と2年連続で日本シリーズを戦った森祇晶と野村克也。イメージで語れば前者が「勝負の鬼」であるのに対し、後者は「野球の鬼」である。将棋の世界でいえば、大山康晴名人と升田幸三名人の関係に似てい
続きを読む

森・西武野球は何を残したか<中編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 西武で11年間にわたってピッチングコーチを務めた八木沢壮六(現千葉ロッテ監督)が森野球を分析する。「森さんの野球は、まず1点をとる野球。森さんは“守りの野球”を標榜していますが、点が入ってないことに
続きを読む

森・西武野球は何を残したか<前編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 日本シリーズ20連勝という森監督の不敗神話にピリオドが打たれた。このシリーズ、ライオンズは先取点を奪った3試合を全てものにし、先取点を奪われた4試合を全て失った。結論をいえば、今年のライオンズには試
続きを読む

「魔術師の告白」。 星野伸之<後編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

星野 何となくコツを覚えたきっかけは、フォアボールを避けようとしたことです。たとえばワンスリーやノーツーというカウントで、一番嫌うのは、バッターにボールを見送られることです。フォアボールになってしまい
続きを読む

「魔術師の告白」。 星野伸之<前編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 タテジマのユニフォームを着ると痩身がさらに際立って見える。この痩身のサウスポーが珍プレーの主役となったのは今から7年前のことである。 対ライオンズ戦。ブルーウェーブのスターターとしてマウンドに上がっ
続きを読む

熱砂のバトル 佐伯美香

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

「ビーチバレーに転向してから性格が悪くなりましたね。いかに相手を騙せるかっていうゲームですから……」 冗談めかして佐伯美香は言い、こう続けた。「わざとこっちに打つよ、と見せかけておいて実は反対に打った
続きを読む

開花した才能 城島健司<後編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

「この人は右に曲がるのか、それとも左に曲がるのか。最初のうちはわからなかったのですが何度もやっているうちにピタッと当たるようになってきた。コツを心得ると意外に簡単で、歩き出す前、爪先がちょっと左を向い
続きを読む

開花した才能 城島健司<前編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

「永井さんと星野さんがいなければリーグ優勝はできなかったんです。もし、ここで打たれたとしても、誰も文句は言いませんよ」 日本シリーズが始まる前、福岡ダイエーホークスのキャッチャー城島健司は3戦目、4戦
続きを読む

甦ったトス 〜竹下佳江〜<後編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 一柳はJTを率いて6年目のシーズンを迎えようとしていた。自らもセッター出身ということもあり、早くから竹下の能力に目をつけていた。 また当時のJTにはセッターが西堀育実だけしかおらず、Vリーグに昇格す
続きを読む

甦ったトス 〜竹下佳江〜<前編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

「あなたはもういらない」 人間、こういわれるほど辛く悲しいことはない。 自らの存在が否定されるばかりでなく、居場所すら失われるのだ。「あのときは心も体もボロボロでした」 苦い記憶を噛み殺すように竹下佳
続きを読む

先駆者の流儀 松下浩二

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 プロ卓球選手。 日本でたったひとりの肩書きである。 正式に言えばレジスタード・プロプレーヤー(認定プロ選手)。日本卓球協会が86年に競技者規定を設けて以来、初めてその適用を受けた。「日本では自分ひと
続きを読む