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二宮清純オピニオン - Page 27

第592回 尾崎、記録より記憶、記憶より衝撃の剛球

「ボールが消えた……」。三振を喫した直後、神宮球場の通路で大毎の主砲・山内一弘は、うつろな表情を浮かべて、つぶやいたという。当時、パ・リーグ事務局にいたパンチョこと伊東一雄から後年、聞いた話。 196
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二宮清純「プロ野球の時間」

第535回 弱気こそ力なり! 巨人・山口鉄也投手

 中5日なら5日、中6日なら6日と、あらかじめ登板間隔が決まっているスターター(先発投手)と違って、セットアッパー(中継ぎ投手)は骨の折れる仕事である。 その日、出番があるかどうかは、ゲームが始まって
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鹿島アントラーズの「至宝」<後編>

 FWの黒崎比差支は言う。「ジョルジーニョがボールを蹴る時、インフロントかインステップかインサイドかを注意深く見るようにしています。要するに味方がシュートしやすいキックは何かということを彼は瞬時に判断
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第591回 五輪招致に影響? トルコ首相の失言

 死者5人、逮捕者2千数百人。五輪開催予定都市から全土へと広がったデモは、鎮静化するまでに1週間を要した。 これは2020年夏季オリンピック・パラリンピック招致活動を行っているイスタンブールのことでは
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二宮清純「スポーツのツボ」

第11回 石ころから生まれた日本代表の要石(遠藤保仁)

「みなさん、ありがとぉー」 チーム最年長の遠藤保仁の甲高い声が、2度、埼玉スタジアム2002の夜空に響き渡った。 6月4日、サッカー日本代表がオーストラリア代表と土壇場で引き分け、5大会連続となるブラ
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第590回 顔色窺いのルール改正、IOCに慈愛の精神は?

 オリンピックの実施競技に非ざるものはスポーツに非ず――。このところ、そんな空気が蔓延してはいまいか。 2020年夏季五輪実施競技の最終候補として8競技の中からレスリング、野球・ソフトボール、スカッシ
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二宮清純「プロ野球の時間」

第534回 厳しい状況で勝負強さを見せる角中勝也

 昨季のパ・リーグ首位打者で、先のWBC日本代表にも選ばれた千葉ロッテの角中勝也は逆境に強い男である。 2ストライクと追い込まれてからの昨季、打率2割8分7厘は12球団最高(規定打席到達者)。どんな好
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鹿島アントラーズの「至宝」<中編>

「左足のアウトサイドの使い方が抜群に巧いんです」 再度の取材で、都並は驚くべきことを言った。左サイドで働くプレーヤーの左足アウトサイドといえば、タッチラインに向いているのが普通である。その部分を使って
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第589回 五輪招致の切り札に「世界の三浦雄一郎」を

 成熟した大会として高い評価を得た2012年ロンドン五輪・パラリンピック。招致委員会会長を務めたのは、陸上の男子1500メートルで80年モスクワ、84年ロス大会を連覇した世界的な中距離走者セバスチャン
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二宮清純「スポーツのツボ」

第10回 かくして「地域密着」は常識になった(川淵三郎)

 開幕して20年を迎えたJリーグ最大の立役者が初代チェアマン・川淵三郎であることは言を俟たない。 その川淵は、1年目のシーズンが終わった直後に私が行ったインタビューで、将来のリーグ像について、こう語っ
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第588回 「競争」で成長すべき、今後のJリーグ

 Jリーグ初代チェアマンの川淵三郎(現日本サッカー協会最高顧問)には、リーグ誕生前から折に触れてインタビューを行ってきた。1年目のシーズンが終わった直後だから93年の冬だ。「20年後、Jリーグはどうな
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