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二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 - Page 12

協会の体質改善なくして、代表強化なし<前編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

「オリンピック代表の監督はあくまでも反町(康治=前新潟監督)で、スーパーバイザー、総監督的な立場でオシムが……。あっ、言っちゃった」 ドイツからの帰国記者会見の席で、日本サッカー協会・川淵三郎キャプテ
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用心棒の矜持 秋田豊

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

「中盤からも前からも選手が返ってくる。後ろだけで守り切れるわけじゃありませんから。その意味では誰というわけじゃなく、全員の守備の勝利ですよ」 試合後、表情を緩めることなく、秋田豊は言った。 20世紀最
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オールスターが松山にやって来た!<後編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 今やかの 三つのベースに人満ちて そゞろに胸のうちさわぐかな 四国で初めてのオールスターゲーム。 四国霊場八十八カ所の五十一番札所・石手寺周辺を潤す石手川にかかる橋を渡ったあたりから、球場に向かう人
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オールスターが松山にやって来た!<前編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 久方の アメリカ人のはじめにし ベースボールは 見れど飽かぬかも こんな摩訶不思議なアトラクション、ワシは生まれて初めてみたぞな、もし。 市長の中村時広ハンがマウンドに上がったのはええけど、いったい
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柔の魂を求めて 吉田秀彦

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

「ウ〜ン、日本に帰ってきてビデオを見ると、足とか全然上がってないんですよ。キレは全然よくないんですけど、最後の決めでどうにか一本をとったって感じですね。 やっぱり年齢は感じますよ。スタミナは確実になく
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日本がブラジルに勝った日<後編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 ロスタイムに入り、ブラジルはDF陣までがペナルティーエリアになだれこみ始めた。電光掲示板の時計はとっくに45分を経過しているのに、試合は終わらない。93年のワールドカップ予選、“ドーハの悲劇”のシー
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日本がブラジルに勝った日<中編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 ザガロが強気になるのも無理はなかった。なにしろ、このオリンピック代表チームから32歳のベベートが抜け、ひとりのアタッカーが加われば、そのまま'98年ワールドカップ・フランス大会のフル代表に早がわりし
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日本がブラジルに勝った日<前編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 奇蹟を演出したのは夕闇に生じた一瞬の死角だった――。 ウィングバック路木龍次が左サイドでボールをキープし、相手DFの背後にロングクロスを送り込む。ワントップの城彰二が、そのボールを執拗に追いかける。
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スター誕生の瞬間 坂本勇人

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

「スター誕生!」 そう口にしたくなるような一発は4月6日、東京ドームの阪神戦で飛び出した。 5回表、巨人は4対0とリードを広げ、なおも無死満塁。 打席には19歳の坂本勇人。高卒2年目のショートストップ
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工藤公康の投球論<後編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 工藤は語る。「なぜ、そんなことをやったかというと、王(貞治)監督から“工藤、城島を一人前に育ててくれ”と頼まれたからです。 主戦キャッチャーが一人前にならない限り、そのチームが強くなることはありえま
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工藤公康の投球論<中編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 工藤は言ったものだ。「関川のスイングを観察していたら、どこが苦手でどこが得意か、どんなコースを待っているか、どんなボールを狙っているかすべてわかりました」――スイングの中にバッターは何を狙っているか
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