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二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) - Page 3

俳句とイラストの融合

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 子規こそは「野球の父」である。直球、飛球、四球、打者、走者。これらは全て子規の訳語だ。<生垣の外は枯野や球遊び>など、野球に関する俳句もたくさんつくっている。 大好きな句がある。<正月や橙(だいだい
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領土問題のなぜ、行動で迫る

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 日本の領土でありながら自由に上陸できない島がいくつかある。そのひとつが沖縄県の尖閣諸島だ。大正島、久場島、魚釣島、北小島、南小島の5つの島と岩礁から構成されている。 島には、それぞれ所有者がおり、現
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「メザシ」の土光の語録編む

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 行政改革に辣腕をふるった土光敏夫といえば、「メザシ」で知られる。夕飯の食卓には決まってメザシと玄米。質素な生活ぶりは終生、変わることがなかった。まさしく「清貧の人」だった。 中学と高等専門学校の受験
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臨場感ある克明な治療記録

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 日本人の2人に1人ががんになり、3人に1人が命を落とす。この事実を知れば、がんはとても人ごとだとは思えない。 著者であるジャーナリスト鳥越俊太郎さんの大腸がんは「ステージ4」だった。ちなみにがんのス
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数字駆使、人間関係の公平性示す

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 1964年東京大会・金、68年メキシコ大会・銀、72年ミュンヘン大会・銀、76年モントリオール大会・金、84年ロス大会・銅。全日本女子バレーボールの五輪史はまぶしいばかりの栄光に彩られている。しかし
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赤裸々な手記に幕 真相は

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 少なくとも相撲の八百長問題に関しては新聞よりも雑誌の方が熱心に追求してきた。近年、その急先鋒は「週刊現代」だが、1980年代から90年代にかけては「週刊ポスト」の独壇場だった。 同誌の八百長報道の中
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歴史上の謎 浮き彫りに

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 源頼朝の鎌倉入りから六十一年後の仁治二年(一二四一年)のことだ。<鎌倉のメイン・ストリート若宮大路の下下馬橋(しものげばばし)付近というから、一の鳥居の少し北である。当時、この辺りは繁華街だったらし
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鯨の心 撮るのに腐心

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 表紙の写真にまず度肝を抜かれた。群青の大海原、モリ1本で鯨に挑む褐色の肌をした漁夫。彼はいったい何者なのか。 インドネシア東ヌサテンガラ州に属するレンバタ島のラマレラ村と言われても皆目、見当がつかな
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古い価値観に縛られず

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 本紙に「領空侵犯」というインタビューシリーズがある。企業経営者が大相撲の改革について語ったり、エンジニアが福祉について論じたりする、いわば非スペシャリストによるオムニバスだ。これがおもしろい。2月7
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スリリングで機知に富む提言

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 副題に「アーミテージ・ナイ緊急提言」とある。親日派で知られる元米国国務副長官リチャード・アーミテージと知日派の政策通ジョセフ・ナイの縦横無尽の語らいは、まるで上質のフットボールゲームの試合を見るよう
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横浜黄金期のマネジメント

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 3年連続最下位とどん底に沈む横浜ベイスターズ。このオフには身売り話も飛び出し、今では球界のお荷物のような扱いを受けている。 そのベイスターズにも輝ける時はあった。1998年、自由奔放な野球で38年ぶ
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