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二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) - Page 5

行き着く先は重税国家?

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 日本経済新聞社とテレビ東京が11月下旬に実施した世論調査によると、鳩山内閣の支持率は68%と依然として高い。 この高支持率を支えているのが、「事業仕分け」である。「1時間くらいの議論で何がわかるか」
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「伝説の興行師」痛快な生き様

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 あくまで個人的な基準だが「卑しい人」は嫌いだが「怪しい人」は大好きである。70年代、「カリスマ興行師」の康芳夫さんには本当に楽しませてもらった。同世代の人間を代表してお礼を申し上げたい。 モハメド・
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辛口批判、ピッチ飛び出す

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 辛口と言えばサッカージャーナリズムの世界ではこの人を措いてほかにはいない。日系ブラジル人のセルジオ越後さんだ。 ズバリこう書く。<ボクは、岡田監督を代えるべきだと思っています。(中略)日本に必要なの
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常識が治癒を遅らせる

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 夏休み、田舎育ちの私は近所の川でよくサカナ捕りをして遊んだものだ。足をすりむいたりすると「破傷風になるぞ」と親に叱られ、傷口に消毒薬をかけられた。 しかし、著者によれば消毒は<傷口に熱湯をかけるよう
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根源的な思考にいざなう

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 「パロール・ドネ」というフランス語を直訳すれば、「与えられた言葉」あるいは「贈られた言葉」とでもなるのだろうか。もちろん、無理に日本語に訳すより原題の語感を生かすべく、訳者はこの訳題を選んだのだろう
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高い目標、甲子園Vは通過点

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 PL学園出身のプロ野球選手は七十人を超える。その人数にも驚くが、桑田真澄、清原和博、立浪和義をはじめ、名選手を多く輩出するのも、この学校の特徴である。 同校OBがプロ野球で成功する理由は何か。十一人
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豊富なエピソードで読ませる

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 民主党・小沢一郎代表秘書が違法献金を受け取った疑いで逮捕された事件を受け、著者は自らのブログで皮肉を込めてこうつづっている。<無罪だろうが有罪だろうが正義の検察に睨まれた終わりだよ。(検察は)正義の
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音符に託した挑発的メッセージ

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 1960年生まれの筆者にとって70年代の記憶は今なお鮮明だ。たとえばスポーツ、たとえば音楽、たとえば事件。あさま山荘事件の一部始終は小学校の視聴覚教室で見た。長嶋茂雄の引退セレモニーでの名ゼリフ「我
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選手の力引き出した愛情と信念

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 日本シリーズ最終戦、スタメン9選手の年俸総額は巨人17億250万円、埼玉西武は5億5500万円(いずれも推定)。西武は巨人のおよそ3分の1。しかし最終戦に勝ち、シリーズを制したのは西武だった。 昨季
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「賢い患者」こそが医療を進歩

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 ヤブ医者の多い病院ほど儲かる―。医療界の人間からこう聞いたことがある。評判が悪くなって客足が落ちれば利益は減ると思っていたが、事はそう単純ではないらしい。本書はこう明かす。<腕のいい医者が治療して患
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「影武者」の真相に迫る

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 「影武者」と聞いて、まず頭に浮かんだのが戦国武将の武田信玄だ。黒澤明の映画の印象が強すぎるせいかもしれない。「影武者」は徳川家康にもいた。外国に目を転じるとナポレオン、ヒトラー、スターリン…。権力者
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