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金子達仁「春夏シュート」 - Page 20

「美しく勝つ」国になれるのかの分水嶺

金子達仁「春夏シュート」(金曜日更新)

 ロンドンを目指すなでしこと五輪代表の予選が始まる。ザッケローニ監督が“ブラジルでのファイナリスト”という壮大な目標を掲げたA代表の戦いも始まる。9月は、日本サッカーにとって大きな意味を持つ戦いが目白
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こんな美しい日本 生まれて初めて見た

金子達仁「春夏シュート」(金曜日更新)

 人間とは、サッカー選手とは、そしてチームとは、かくも短期間に、かくも大きな変貌を遂げることができるのか。わずか1年と少し前、手も足も出ずに、いや、出そうともせずに敗れた選手たちは、完膚なきまでに宿敵
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日本はノルウェーのために祈ったか

金子達仁「春夏シュート」(金曜日更新)

 贈る者と贈られる者。両者の間に存在する意識のギャップが何とも面白い。贈る側は、贈られる側が達成者でありゴールにたどりついた者だと考えている。言ってみれば、締めくくりのセレモニー。美しい物語の盛大なエ
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スポーツは道具でなく「権利」

金子達仁「春夏シュート」(金曜日更新)

 道具か、権利か。 日本人にとって、長い間スポーツは道具だった。国威発揚のための道具、企業や学校の知名度アップのための道具。なにかイベントがあるたびにすぐ経済効果が言われるのは、スポーツを景気刺激のた
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世界中に記憶されるなでしこの存在

金子達仁「春夏シュート」(金曜日更新)

 男子のW杯はなぜ世界を熱狂させるのか。W杯だから、ではない。大会初期は、熱狂どころか、参加することに意義を見いだせない国が圧倒的だった。少数の国によって争われる関心の低い大会――それが20世紀初頭の
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伝説的なチームになったなでしこ

金子達仁「春夏シュート」(金曜日更新)

 どうか、なでしこが決勝進出を果たしていますように! ニュースやらワイドショーやらが大変な騒ぎになっていますように! 祈るような気持ちでパソコンに向かっている。 それにしても、ドイツで開催されるW杯は
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「カニ」の殻破ったヴェルディ育ちの代表

金子達仁「春夏シュート」(金曜日更新)

 メキシコでU-17日本代表が受けた「バルセロナのようだ」という賛辞が、ドイツで戦う女子日本代表にも向けられているという。震災に対する同情や、日本製品の緻密なイメージなども無関係ではないのだろうが、結
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驚くべき速さで変わる日本人選手の意識

金子達仁「春夏シュート」(金曜日更新)

 まずは、W杯初戦に勝利した女子代表に拍手を送りたい。彼女たちが展開したのは、「日本人にはできない。ゆえにこうするしかない」というリアクションサッカーではなく、「日本人にはできる。ゆえにこうする」とい
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U-17W杯に見る日本=強豪の図式

金子達仁「春夏シュート」(金曜日更新)

 親は子の鏡というが、ならば、A代表は若年層代表の鏡なのか。少なくともA代表がつかんだ自信、実績は、そのまま若い選手たちにも伝播するものらしい。メキシコで始まったU-17W杯を見ていると、そのことを実
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「スタジアム力」で差をつけられる日本

金子達仁「春夏シュート」(金曜日更新)

 もう5年ほど前になるか、就任したばかりだった当時の犬飼・日本サッカー協会会長が嘆いていたことを思い出す。「日本のサッカー界にはね、スタジアム力が欠けているんですよ。その存在だけで、観客を引きつけるよ
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「内向的で勤勉」ならできるバルサ超え

金子達仁「春夏シュート」(金曜日更新)

 いまから28年前、東海大学を休学してスペインに渡っていた“天才児”と呼ばれた男は、耳にタコができるほどに聞かれたそうだ。「なぜバルセロナに?」 サービス精神が旺盛な彼は、決して「日本人の知り合いがい
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