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二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) - Page 6

朝青龍育てた親方の胸の内

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 昨年、世間をにぎわせた「朝青龍騒動」について、感想を求められると、私は次のように答えた。――日本相撲協会は公益法人である。巡業は大切な公益事業のひとつである。理由はどうあれ、公人である横綱が公務をサ
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「否定」「弱さ」注目の理由

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 アントニオ・ネグリとマイケル・ハートの大著『帝国』が話題になったことは記憶に新しい。グローバルな民主主義の政治主体として「マルチチュード」という概念を提示したものだった。 そのネグリは、イタリア現代
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脱“ゴミの山”への一石

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 晴れ渡った日、新幹線や飛行機の窓から眺める富士山は息をのむほど美しい。その富士山がゴミやし尿対策の遅れなどを理由に「世界自然遺産」への登録申請が見送られたと聞いた時には驚いた。 登山経験のない私には
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8つの視機能、わかりやすく

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 どんなに筋力を鍛え上げたところで、しっかりとボールを目でとらえていなかったらバッターはヒットを打つことができない。 この視機能を「動体視力」という。さらには「動体視力」には2つの種類がある。<自分に
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日本人の中に眠る「海」

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 古来、日本人は田植えの時にはイワシやニシンなど必ず海の魚を食べたという。その習慣はなにも海に近い地方だけではなく、内陸部の村でも同様だった。それは田植えが単なる農作業ではなく、お祭りだったからである
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地域密着型球団の健闘

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 参入1年目は38勝97敗1分と散々だった楽天が、4年目の今季は17勝14敗(2008年4月30日現在)と大健闘している。とりわけ本拠地のKスタ宮城では13勝1敗と圧倒的な強さを誇っている。地元の熱い
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現場を知らぬシワ寄せが……

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 福田政権が「官の代弁者」であることは、政権発生後7カ月の施政を見ていれば明らかである。小泉政権下での構造改革は明らかに後退し、この国は「社会主義国家」の様相を呈し始めている。 規制緩和から規制強化へ
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日本人の近代を問い直す

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 汽笛一声新橋を、とくれば、言わずと知れた「鉄道唱歌」の冒頭部分。酔いが回ると、つい口ずさんでしまう御仁も少なくないのではないか。ところでこの唱歌、なんと334番まであるそうだ。 なぜ、こんなに長いの
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サッカー界の異端児の哲学

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 昨年11月、サッカー日本代表監督イビチャ・オシムが急性脳梗塞で倒れ、意識不明の状態に陥った時には、復帰について悲観的にならざるをえなかった。ところがオシムは「奇跡の回復」をとげ、この1月にはスタジア
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悩む前に動け!

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 人生にだって寿命というデッドラインがあるのだから、仕事にデッドラインがあるのは当然だ。ところが、この国では朝から晩まで仕事をしている人間がもてはやされ、模範的社員と言われたりする。<「時間をかけない
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プロかくあるべし 知将の言葉

二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新)

 世に「怪腕」や「剛腕」と呼ばれた投手はたくさんいるが「鉄腕」とうたわれたのは後にも先にも元西鉄のエース・稲尾和久さんだけだ。その稲尾さんが先頃、悪性腫瘍のため亡くなった。 西鉄黄金期、投の柱が稲尾さ
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