ある日の昼下がり、編集長の書斎のゴミ箱から塩キャラメル味チョコレートの空き箱が発掘されました。
 空き箱の左端に描いてあるのは一目で持ち主の分かるかわいい絵。まさかこの絵は…とその場にいたスタッフが思ったそのとき、何も知らないMさんが部屋に入ってきて一言。
 「それ私のですー」
 やっぱり…。冷蔵庫に入っていたMさんのチョコレートは、編集長のおやつになっていました。
 このようなことが一度や二度ではない(と思われる)編集長に向けて、冷蔵庫の前に貼られた貼り紙には「他人のものは食べないでください!」との辛らつなお言葉。これを見たときの編集長がどんな反応をするのか、スタッフ一同ドキドキです。
 次の日、何も知らずに出社した編集長。出社から数時間後、とうとう冷蔵庫の前に!
 冷蔵庫の前で苦笑いした編集長は、スタッフのところに来て一言。「ちゃんと自分のものには大きく名前を書いておくように」
 この日から、冷蔵庫にあるおやつにはかなりの自己主張がされています。パッケージの全面にガムテープを張り、油性マジックで名前が巨大に書いてあります。中身が一体何なのか判別できないくらいです。
 自分のおやつは自分で守る!これで被害が減りますように…。

(S.H)

 
(写真:被害に遭ったおやつ)
◎バックナンバーはこちらから